日本最古の大学定期戦は慶應義塾が勝利。3年ぶりの春シーズンを笑顔で締め括る|【第103回定期戦】慶應義塾大学×同志社大学|SHIZUOKA PRIDE 2022

試合後コメント

慶應義塾大学

栗原徹監督

コロナの制約もまだまだ多い中ですが、少しずつ日常が戻ってきており、慶應としては3年ぶりの春シーズンを過ごしています。

練習はまだまだ続きますが、Aチームの試合は春シーズン最後ということで、最終戦選手たちが頑張って良い試合が最後に出来たかなと思います。

一歩間違えれば、逆の点数もあり得ました。素晴らしい同志社さんを相手に、この結果を非常に嬉しく思っています。

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今野勇久キャプテン

同志社大学との歴史ある一戦をこの地で出来たこと、非常に嬉しく思います。

今日は自分たちにフォーカスを当て、春季大会出来なかったことをしっかりとレビューし、そこを改善しようと挑みました。特にキツい時間帯、自分たちが上手くいかない時間帯や体力が持たない時にどういうコミュニケーションを取ってパフォーマンスし繋がるか、ということに重点を置いていました。

非常に難しい試合ではありましたが、その点でチーム一丸となれたことが今日の点差になったと思います。

永山淳選手

春シーズン最後の試合。流れが行ったり来たりする苦しい時間もありましたが、最後自分たちの方に流れを引き寄せられたのは、練習でやってきたことを出せたから。

最後スコアは開きましたが、接戦を取り切れたのは良かったと思います。

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同志社大学

宮本啓希監督

伝統ある日本最古の大学定期戦、気持ちを高めて試合に臨みました。

今日は「最初の20分でどれだけ自分たちのプレーを積極的に出来るか」をチームのテーマとして掲げましたが、逆に前半何もさせて頂けなかった。自分たちから動こうとしなかった、というのが今日のゲームの結果に直結したと思います。

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梁本旺義キャプテン

慶應義塾大学さんのひたむきさ、積極性を同志社が上回っていこうとチャレンジしましたが、そこに対して全然自分たちの積極さもひたむきさも出せなかった。自分が一番足りなかった、と思っています。

それが結果的にチームに影響してしまったことが、今日の敗因だと思います。

大槻健人選手

前半の入りを大事にしようとしていたが、入りが悪くなってしまった。後半の入りは立て直すことが出来たが、勢いに乗れず相手のペースに付き合ってしまったと感じます。

***

同定期戦が静岡・エコパスタジアムで開催されるのは初めて。2019年のラグビーワールドカップでは日本代表がアイルランド代表を破った地であり、多くの観客席と天然芝、そして高いゴールポストを兼ね備えた会場に、両チームからは「来年以降もぜひここで」との声が上がった。

奇しくもここ静岡は、関東と関西の中間地である。

ラグビーワールドカップのレガシーとして、日本代表を志す学生ラガーマンたちの新しい歴史も、ここエコパで紡がれる未来がやってくるかもしれない。

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