立教は対抗戦初得点も、慶應が逆転勝ちで2連勝|関東大学対抗戦Aグループ 第2週 慶應義塾×立教

慶應義塾大学

キックでエリアを取って敵陣でプレーしよう、というのが今節のゲームプラン。

しかし「キックゲームで負けたり、敵陣に入ってもミスが続いたりと、意図したプレーは出来なかった」と佐々木隼バイスキャプテンは振り返る。

2度の出血による一時交代を行った今野勇久キャプテン

特に苦しんだのは前半。

チャンスのラインアウトではノットストレート。トライかと思えば直前にオフサイドと、スコア出来ない時間が続いた。

厳しい展開になることは分かっていた。

だからハーフタイム、佐々木副将は「バックスからどんどん前に出してあげよう」と仲間に声を掛けた。

その気持ちが、チームを勢いづける。

今野主将のモールトライで波に乗ると、後半ラスト10分間で怒涛の3トライ。

復帰戦となった22番・中楠一期選手がスルスルと抜けトライを決めれば、中楠選手、10番・ 永山淳選手、11番・佐々木隼選手とが連携したトライも見せた。

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イレギュラーな交代もあった。前半8分、No.8福澤慎太郎選手が負傷し早々に交代のカードを切ると、投入された20番・村口遥紀選手もまた、後半16分に退いた。

後半27分、フランカーの選手に代わって投入されたのは、リザーブのスクラムハーフ・橋本弾介選手。

先週対抗戦デビューを果たしたばかりの1年生。馴染みないポジションでのプレーながら、役目を全うした。


No.8の位置でプレーしたSH橋本選手

開幕2連勝。勝ち点を10とし、帝京とともに対抗戦Aグループのポイントリーダーとなった慶應義塾。

今季のスローガンは『Reborn』。

今までの自分達から生まれ変わることができたかどうか、真価を問われるゲームはこれからも続く。

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