9位
ブルックスビー メルトン カレッジ(ENG)
全ての選手が初めての日本だったというブルックスビー メルトン カレッジ。
「素晴らしい経験をさせて頂きました」と話すのは、1番ブロンソン・メロウズ(Bronson Medals)キャプテンだ。
「世界中から素晴らしい選手たちが集まっており、間違いなくタフなトーナメントでした。そんな素晴らしい環境下で世界中のトップチームと戦えたこの経験に心から感謝しています。」
イギリスよりもはるかに素晴らしい天候下でプレーで過ごせたこと、この暑い日差しさえも楽しんだと笑った。
「New People, New Experiences(初めましての人たちと、新しい経験を積みました。)」
イングランドに戻り、この経験をラストシーズンへと活かす。
10位
京都成章
個々人の良さを出せば、一つの良いチームになる。だから今年、京都成章は初めて『3人』の共同キャプテン制を選んだ。
「マナヤ(11番・田中眞椰)がバックス、僕がフォワード。リクト(10番・太田陸斗)が全体をまとめています」と話すは7番・小仲新選手。
ネイピア戦、イングランド戦と敗戦が続き「正直悔しい。もっと上位を狙いたかった」と小仲キャプテンは口にしつつも「チームとしてやりたかったことは遂行できている。だからレベルアップできた時間だった」と8日間を振り返った。
「結果オーライです。」
まだ、春。このぐらいの心持ちで挑めるリーダー陣だということに、ホッとする瞬間だった。
一方、赤らめた目で最終戦を終えたのは10番・太田キャプテン。
「結果には繋がらなかったけど、チームの雰囲気は良くなったかな、という印象を持っています。」キャプテンとしての責任感をのぞかせた。
次は、前期最大のターゲットなる総体(令和5年度第76回京都府高等学校総合体育大会ラグビーフットボールの部)だ。
「絶対に勝てるように、京都に戻って良いゲームを迎えたいと思います(11番・田中キャプテン)」。
3人のキャプテンが引っ張る『新生・京都成章』の旅路は続く。
11位
ジエングオ ハイスクール(中華台北)
今回の参加は「おそらく5回目」というジエングオ ハイスクール。
だが出場した選手はみな、初めての国外遠征だった。
「ラグビー面でとても良い勉強になりましたし、文化の違う国の選手たちと時間をともにすることによって生活面でも学びが多かったです。」
アジア人と欧米人の生活スタイルの違いも、実感したという。
「特に欧米人は情熱もあり、普段からよく挨拶もしてくださいました。そういう所に感動しました。」
ハミルトンと対戦した時には、ゲインラインを突破する度に対戦相手の保護者から「Beauty(美しい)」との言葉が掛けられていた。
12位
ソウル ナショナルユニバーシティ ハイスクール(大韓民国)
ユ・ギョンジェ(Yoo Kyungjae)キャプテン
「足りないことを感じた大会です。チームワークや協力することが大事ですが、その協力という面で足りないことがありました。みんなで力を合わせて、これからの国内での試合に挑んでいきたいと思っています。
一生懸命みんなは頑張りましたが、結果が出せなかったことにもどかしくもあります。
チームとして悔しさもたくさん感じたので、次からはみんなで協力して活躍できるように頑張ります。」