「俺たちのディフェンスをすれば絶対勝てる」信じた三重Hが1点差での勝利。日野RDはホームで敗戦も「どの会場でもファンの方を近くに感じることが出来ている」|NTTジャパンラグビーリーグワン2022|日野レッドドルフィンズ×三重ホンダヒート

Most Impressive Moments

日野RD:赤ジャージ、三重H:黒ジャージ

日野レッドドルフィンズ

ノーサイドの笛が鳴ると、日野レッドドルフィンズの選手たちは方々で膝をついた。

「バイウィークを挟んで2週間、三重ホンダヒートに勝つために準備してきた。

練習してきたことを出せた所もあるが、自分たちで苦しい展開にしてしまった部分もある。

自分たちにもっとフォーカスしてラグビーしたいな、と。非常に学びになった試合でした。」

試合後、堀江恭佑キャプテンは苦しく言葉を紡いだ。


「どの会場でもファンの方を近くに感じることが出来ている。心強いです。(堀江キャプテン、写真中央)」

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後半、三重Hに逆転トライを決められた後のハドルで声が掛かる。

「まだ15分あるよ。アタックに勢いあるから。スペースにアタックしているから、そこはポジティブだよ。」

誰よりも早く仲間の肩に手を回したのは、堀江キャプテンだった。

「どのエリアで自分たちが戦いたいか、そしてそこにどう運ぶか。」

前節よりも改善出来た部分はある、だけどまだミスはある。堀江キャプテンは、試合後の記者会見でそう振り返った。

ジョセファ・リリダム選手が最初に奪ったトライは、敵陣でテンポよくボールを裁き、強いプレーヤーが縦にチャレンジしたからこそ生まれたもの。

どこで戦い、どうスコアに結び付けるか。

自らの強みは、自分たちが一番良く知っている。


トライを取ったリリダム選手に笑顔で駆け寄る選手たち

3位争いの直接対決に、悔しい、厳しい敗戦。

箕内拓郎ヘッドコーチは言う。

「一試合一試合が『ファイナルラグビー』。チームの成長に繋げていきたい。」

まだ、後半戦は始まったばかりである。

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