<Pick Up>群雄割拠のフッカー枠。それぞれのスタイルを目指す、3人のフッカー|第10回関東大学ラグビーオールスターゲーム2022 レポート

女子リーグ戦選抜×女子対抗戦選抜

女子リーグ戦選抜 5-45 女子対抗戦選抜

10番・星静選手(筑波大学、RKUグレース所属)のトライで女子リーグ戦選抜が先制するも、次第に日本体育大学の選手たちのみで構成した女子対抗戦選抜が主導権を握る。

中平あみ選手(日本体育大学)の2トライなどで得点を重ねた女子対抗戦選抜が、40点のリードで勝利を収めた。


唯一の1年生選手だった高橋夏未選手(前列右から3番目)。「1年生から日体大で試合に出る、というのが入学前からの目標だった。頑張ってトレーニングを積み重ねてきた成果が出ていることは自信になる。これからも先輩や同期に負けず、試合に出られるよう頑張りたい。」

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自分の役割は全う出来た。今後は、得意な『仕掛けるプレー』だけでなく、自らラインブレイクしゲインを切るスキルも磨いていきたい(麻田瑞月選手・流通経済大学)

女子対抗戦選抜とは対照的に、コンバインドチームを編成した女子リーグ戦選抜。無論、今日しか合わせる時間はなかった。

「モットーにしたことは、コミュニケーションを大事に試合を楽しむ、ということ。その部分についてはしっかり遂行出来ました」と話すのは、安井ノエル選手(流通経済大学)。 2年前に行われた第3回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会で、京都成章高校を史上初の全国優勝に導いたキャプテンだった。

「京都成章時代は自分たちが1期生だったので先輩という存在が居なかった。RKUグレースには社会人の選手もいるので、コミュニケーションの仕方をこの1年強で学びました。」

環境が変わり、成長した部分は多くある。フィジカルも大きく強化された。それでも自分が大切にしていること、変わってはいけないと認識している部分は絶対にブラさない。

強い意志を胸に「セブンズも15人制もオールマイティな選手」を目指す。

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