神奈川王者・東海大相模、白星発進。「何を強みに戦うのか」|加治木工業×東海大相模|第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2回戦

60分の物語

加治木工業:赤ジャージ、東海大相模:白赤ジャージ
神奈川県王者として迎えた花園。東海大相模は、後半29分まで相手を零封に抑えていた。
しかし最後は加治木工業とのFW戦に押し負け、ゴール中央へトライを許す。
「(2年前の)花園を経験している人も少なく、初めての大きな舞台。全国大会の初戦という硬さが出てしまった」と話すは、5番・上村太陽キャプテン。
左腕には『主将』の文字をしたためていた。
11月20日に行われた神奈川県大会で桐蔭学園を破り、花園出場を決めた日から1ヵ月半弱。
全員で走り込んで、フィットネスレベルを上げた。
加治木工業を相手にフィジカルで苦労しなかったことが、その成果だと捉えている。
だが「取り切れる所をミスで終わってしまったり、コミュニケーション不足から中途半端なアタックになってしまったり、という場面もあった。この結果には満足できない」と表情を引き締める。
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3回戦の相手は、大阪桐蔭。
「国体でも大阪府代表と対戦し、ある程度感触はあるが、かなりフィジカルの強い相手。課題は理解しているので、仕事量や戦術、別の所で上回れるように。もう一度、自分たちは何を強みに戦うのか、どうラグビーを作っていくのか、しっかり話し合っていきたい。」
神奈川県制覇のプライドを胸に、ベスト8進出を狙う。

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