第72回 関東高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選会は5月26日(日)、神奈川県立スポーツセンター球技場1で3位決定戦が行われ、慶應義塾が47-24で法政第二に勝利した。
6月8日から埼玉県・熊谷ラグビー場で行われる第72回 関東高等学校ラグビーフットボール大会に、慶應義塾はDブロックで、法政第二はEブロックで出場することが決定した。
試合概要
第72回 関東高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選会 3位決定戦
【対戦カード】
慶應義塾高等学校 47-24 法政大学第二高等学校
【日時】
2024年5月26日(日)11:00キックオフ
【場所】
神奈川県立スポーツセンター球技場1
試合結果
慶應義塾 47 – 24 法政第二
慶應義塾ボールでキックオフすると、先制は前半3分。
ファーストアタックでゴール前まで進んだ慶應義塾は、5mラインアウトから10番・小林祐貴選手が右サイドへキックパスを大きく蹴り上げる。
キャッチしたのは右ウイング。そのままゴールラインまで走り切った。
SO小林選手のコンバージョンゴールも成功し、7点を先制する。
追加点はその4分後。
FWが体を当てテンポを上げると、アウトサイドセンターが内に切り込む。
個人技で振り切ったトライで、5点を加えた。
対する法政第二は、プレッシャーからかコンタクトを回避するようにボールを手放す時間が続く。
外に振る過程でミスは起き、また裏へのショートキックも有効に働くことなく、相手にボールを渡してしまった。
その隙を突くは慶應義塾。
ボールキャリアーがゲインラインを突破しながらテンポ良く繋げば、ゴール前では焦らずにFWをみっちりと当てる。
前半18分、21分と左フランカーが連続トライを奪い、26-0と慶應義塾のリードで前半を折り返した。
後半は一転、法政第二が攻撃を仕掛ける。
ボールキャリアーが体を当てるようになると、連続してペナルティを奪う。
敵陣5mでのマイボールラインアウトを確保すれば、フッカーが押し込んだ。
後半2分、法政第二が5点を返す。
その後は、取っては取られての展開が続く。
慶應義塾が2本連続でトライを取ると、法政第二も1トライを返す。
慶應義塾が負けじと1トライを追加すれば、法政第二は試合終了間際に2連続トライ。
中でも圧巻だったのは、後半28分に決めた法政第二のラストトライ。
キックカウンターからノーラックでボールを繋ぎ続ければ、ノーホイッスルトライを奪った。
後半のスコアは21-24と法政第二が上回ったが、しかし前半のリードを守り切った慶應義塾。
47-24で慶應義塾が勝利し、3位の座に就いた。