試合概要
第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 3回戦
【対戦カード】
東海大学付属大阪仰星高等学校 31-5 報徳学園高等学校
【日時】
2025年1月1日(水)11:55キックオフ
【場所】
花園ラグビー場 第3グラウンド
試合結果
試合開始直後のトライで流れを掴んだ東海大大阪仰星。
FWとBKが一体となった攻撃をみせれば、前半だけで4トライ。
後半にも2トライを重ね、引き離した。
一方、後半はディフェンスを立て直した報徳学園だったが、後半ロスタイムに敵陣深くで得たラインアウトからオープンサイドに開き、奪った1トライに留まる。
31-5で東海大大阪仰星がベスト8入りを決めた。
報徳学園コメント
西條裕朗監督
プレッシャー負けをしていた。プレッシャーで負けているところで、いつも出ないようなミスが起こってしまい、自分たちのペースにならなかった。
ーー想定外はあったか
想定外はなかったが、ラグビーはミスをすると負ける。
そのミスを誘うためにプレッシャーをかけるのだが、局面でプレッシャーをかけられた。自分たちが接点でプレッシャーに負けてしまっていた。それぐらい仰星さんがよかった。
15番・タウファテビタ悦幸選手
春や練習試合で戦った時と違い、自分たちよりも何倍も成長していて尊敬している。次戦も勝ってほしい。
ーー接点はどうか
接点のところで、自分たちがやりたいことをやらせないようにプレッシャーを受けた。
ーー終盤に1本決めた時の気持ちは
後半通してようやく自分たちの展開ができるようになってきた。もっと早くから自分たちの展開をしたかったが、できなかったので負けてしまった。
ーー最後のスタミナは
押し込まれていた時、プレッシャーを受けてしんどかったが、最後意地を見せなくてはダメだなという気持ち。無我夢中で最後1本取りたいと思い、みんなで必死にボールを動かした。
ーーやりたかったこととは。また、どういうところが仰星が上回っていたか
ブレイクダウンのところで仰星さんのプレッシャーが上回っていて、自分たちの思うような展開にできなかった。
ーー3年間報徳のジャージーを着続けた
すごく楽しかった思い出や、しんどかった思い出もある。最後、不甲斐ない結果に終わってしまったが、このジャージーを着れたことを誇りに思う。
ーーお父様と話をしたか
昨日の夜、電話をした。正直、周りに自分の気持ちを話すことはしていなかったが、いつもの調子ではないことに気付いてくれていた。電話では「いつも通り」と言ってくれた。
ーー自身のキックについては
自分のプレーができていない要因の1つ。色々な引き出しはあると思っていたが、それをどう引き出すかが課題となっている。それが前面に出た大会だったなと思う。