大阪府・東大阪市花園ラグビー場で開催中の第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会。
1月3日までに計47試合が終了し、ベスト4が出揃った。
試合後には準決勝の組み合わせ抽選会が行われ、1月5日の対戦カードが決まった。
準決勝 第1試合
1月5日 12:45キックオフ
國學院大學栃木高等学校(25大会連続30回目の出場)
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桐蔭学園高等学校(2大会連続22回目の出場)
國學院栃木 笹本直希キャプテン
準優勝した代(3年前)は花園で桐蔭学園に勝っているし、自分たちも関東新人大会では勝っている。でも直近の関東大会では負けているので、リベンジしたい。絶対勝とうという気持ちです。
ーー抽選の時にはチームメイトたちが「桐蔭引け!」と願っていた
嬉しいこと。自分の運だけではなく、チーム全員の運を背負って引いていると思っている。自分のおかげ、ではなくてチームのおかげで桐蔭(との対戦カード)を引けたのだと思います。
桐蔭学園 申驥世キャプテン
大阪桐蔭さんに勝つためにこの1年間積み上げてきた。大阪桐蔭さんにどうやって勝つのか、プレーに(直接)表れないものが今日は出たのかなと思う。
準決勝 第2試合
1月5日 14:30キックオフ
東海大学付属大阪仰星高等学校(6大会連続24回目の出場)
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常翔学園高等学校(2大会ぶり42回目の出場)
東海大大阪仰星 湯浅大智監督
(常翔学園は)ダイナミックなラグビーをされて、どんな場面からでもスコアを狙ってくる。だがダイナミックな部分だけでなく、セットプレーにも非常にこだわりがある。ラグビーというものを、ラグビーの争奪というものを非常に表現されている素晴らしいチームだと思う。
準決勝で大切になるのは、基礎基本。どちらがしっかりとフィールド上に立っているプレイヤーの数(を増やせるか)。同じ数であれば、立つスピード。
基礎基本と、立っている人の多さ。これに懸かっているかなと思う。
常翔学園 白木繁之監督
この2試合はタフなゲームだったが、選手たちにとっては自信になるゲームだったのではと思う。1日1日、ミーティングの内容を見てもチームが成熟してきていると感じる。
多くても残り2試合しかゲームがない。1戦1戦、喜びを感じながら選手たちが躍動してくれたらと思う。