脱モールに挑戦する浦和。ありがとうの連鎖は川越|浦和 33-5 川越|第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選2回戦

令和7年度 第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選の2回戦が4月19日(土)に行われ、浦和高校が川越高校から33-5で勝利を収めた。

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試合概要

令和7年度 第73回関東高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選

【2回戦】
浦和 33-5 川越

【日時】
2025年4月19日(土)

【場所】
川口北高校グラウンド

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浦和 33-5 川越

ともに県立高校の男子校。両校の應援團も公式戦では数年ぶりに揃ったという一戦は、長短織り交ぜたキックが多用される中進んだ。

試合序盤は川越が攻撃権を得る。

ゴール前まで攻め込むが、最後の一押しが決まらない。取り切ることができず、自陣に戻った。

すると立て続けに決め切ったのは浦和。

ゴール前でのペナルティからFW戦で押し込みトライを奪えば、リスタートキックオフからのカウンター攻撃でノーホイッスルトライも決めた。

対する川越は、ハーフウェー付近でのマイボールスクラムからボールを受け取った10番・佐藤奏選手が右奥へキックを蹴り込むと、右端でキャッチしタッチライン際で粘る。

内にオフロードパスを返せば繋がり、反撃のトライを挙げた。

しかし浦和は十八番のモールトライで前半を締め括ると、後半も敵陣深くまでボールを蹴り込み、その処理で相手がボールをこぼした所見逃さずトライまで繋げた。

最終スコア33-5。勝負所で決めきった浦和が準々決勝へと駒を進めた。

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試合後。

日頃から交流があるという両校のキャプテンは、手を伸ばしエールを送り合った。

「ウラコーとは冬休みも春も練習試合をしたのですが、敗戦。昨年の関東大会予選から負け続けています」という川越高校の谷本幹太キャプテンは、浦和高校・宇野大樹キャプテンに「頼むぞ!絶対勝てよ!」と後を託した。

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