7月23日(火)から長野県上田市菅平高原・アンダーアーマー菅平サニアパークにて予選プールが始まる、第12回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会。
22日(月)には競技に先駆け開会式が行われ、全出場校が揃って出席した。
47都道府県から各1校ずつ、そして前年度優勝校の桐蔭学園(神奈川県)を加えた計48校が、開会式に集った。
各出場校紹介の後、桐蔭学園・鈴木豪選手による優勝カップの返却、そして松山聖陵・田畑匠道セブンズチームキャプテンによる選手宣誓が行われると、会場には大きな拍手が起こった。
真夏の頂上決定戦。
暑くて熱い戦いは3日間に渡って行われ、カップトーナメント決勝戦は25日(金)13時半にキックオフを迎える。
選手宣誓
宣誓
我々、選手一同は、この第12回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会に向けて、チームメイトと互いに支え合いながら切磋琢磨してきました。
今、各地で起こる自然災害や、異常気象による物価高など、先の見えない状況に、日本全国の人たちが不安を抱えています。
そのような中でラグビーを通して私たちは仲間との絆、諦めない心、そして挑戦し続ける勇気を学びました。困難な状況だからこそ、自分たちの力を信じ、支え合い、ともに前に進む力を得ました。
今、この場に立つことができるのは、ただ自分たちの力だけでなく、地域の皆さまの支え、家族の励ましがあったからだと、深く感じています。
私たちはラグビーを通して一人でも多くの人たちが前向きな気持ちが持てるよう、一歩ずつ強く進んで行きます。
どんな逆境にも立ち向かい、決して振り向かず、前を向いて走り続けることをここに誓います。そして、私たちのプレーが、1人でも多くの人々に勇気と希望を与えられることを信じ、ノーサイドの笛が鳴るその時まで全力で戦い抜くことを誓います。
令和7年7月22日 愛媛県代表 松山聖陵高等学校 田畑匠道