試合後記者会見
日本大 中野克己監督
なんとか明治大学に対して自分たちのラグビーをやりきろうと準備してきたが、あと一歩の所で我慢が足りなかった。昨年に比べて少しずつ成長が見られた。学生たちには感謝している。
日本大 藤村琉士キャプテン
ディフェンスについては、気持ちを込めてできた。みんな自信もって戦ってくれたのが、前半や後半の最初に出ていた。感謝している。
(明治大学については)ただタックルするのではなく絡みついてきたり、ラック周りもしつこくきた。素晴らしい粘りのディフェンスだった。スクラムも一枚上手。ヒットは上手くいったが、そこからの圧力が違った。
日本大 村上陽平バイスキャプテン
この一週間、良い準備をしてきた。アタックも良く出来たが、これから(準決勝・決勝と)2試合を勝ち上がっていくためには、変えなきゃいけない部分がある。来年以降、後輩たちに頑張ってほしい。
後半1本目取って勢いに乗りたかったが、自陣に釘付けになってしまった。明治の試合巧者っぷりを感じた。
明治大 田中澄憲監督
大学選手権の初戦、難しい試合になると思っていた。前半よく我慢して、後半突き放せたと思う。一つ一つしっかり勝っていくことが大事。次に進めることに感謝して、良い準備をしていきたい。
(後半早々に負傷退場した石田吉平選手について)次は問題ない。
(準決勝、天理戦に向けて)強力な外国人を擁するチーム。相手陣22mでの精度をしっかりと詰めていきたい。
明治大 箸本龍雅キャプテン
80分通して相手のペースでラグビーをやらせてしまった。最後まで明治のラグビーができなかったことが反省点。試合の入りで、相手に「行ける」と思わせてしまったことが苦しくなった理由だと思う。明治から仕掛けようという話をしていたが、トライこそ取れたものの全員がオプションになるという部分は出来なかった。大学選手権、簡単に勝てる試合はない。
(スクラム、後半途中から改善したことについて)リザーブの大賀宗志が入ってきた時に、良いエナジーをもってきてくれた。リザーブのエナジーのおかげ。
(準決勝、天理戦に向けて)まずは試合の入り。天理も日大同様外国人選手が起点になってくるので、明治から先に仕掛けることを練習から意識してやっていきたい。これから映像を見て特徴を洗い出していくが、ディフェンスが鍵にはなるとは思う。
(サンウルブズでともに闘ったフィフィタ選手について)強くてスピードがあり、突破力がトップクラス。勢いに乗せる前にディフェンスすることを意識していきたい。
明治大 石川貴大選手(14番)
明治のペースがなかなか掴めずに、課題が残る試合だった。次戦までに克服したい。
(リザーブ登場の選手たちが活躍することについて)明治は誰が入っても活躍する。だからこそチャンスをもらったら結果を出さなきゃ、という意識でいる。ひとつひとつの練習、試合でパフォーマンスを見せなければならない。
試合結果
明治大 34 – 7 日本大
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