東芝ブレイブルーパス東京
徳永祥尭共同キャプテン
ノンメンバーの存在無くして、今のチームはない。徳永キャプテンは、チーム充実の理由をそう断言した。
「ノンメンバーが相手チームのシミュレーションをしてくれているので、非常に強度の高い練習が行えている。ある意味では本番よりもキツイ練習です。」
だからこそ「彼らは『狼の牙』の様な存在でなくてはならないのです。」
ピッチに立つ23人の狼たちの裏には、牙となり狼たちを援護する、そして時には狼をも脅かす大男たちが存在した。
PR・田中圭一選手(写真中央)は、今季1度もゲームメンバーには選ばれていない。しかしアップ時にはいつも、ピッチで身体を張り汗を流してる選手のうちの1人。この日左プロップとして先発出場した藤野佑磨選手(写真左)よりも6学年先輩
中尾隼太選手
この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチを獲得した中尾選手。
「3年かけて積み上げてきたものが形となり、結果に繋がっている実感がある。以前よりも細かな動作にこだわっていて、それらのスキルが身についてきていると感じます。」
2試合を残し、順位を4に上げた。
「残りの試合も勝ち点5にこだわって臨みたい。」
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手
日本代表合宿中の怪我(アキレス腱断裂)から復活の先発出場を果たしたファンデルヴァルト選手。
「現時点でピーク時の75%程。もっとやれると思っていたが、想像より体力的にきつかった。」
NTTグループチームの再編が決定し、揺れる2022年リーグワン初年度。
「プレイヤーとして大阪で最後を迎えるつもりでプレイしてきたが、そうならなかった。しかしこれも良いきっかけだと思って、気持ちを切り変え次へのチャレンジをしたい。」
大怪我から復帰したファンデルヴァルト選手の熱いチーム愛と共に、最後まで戦い抜く。
ヨハン・アッカーマン ヘッドコーチ
「チームとしては良い準備もできていたが、試合が始まると思っている事が出来なかった。
シーズン最後まで諦めず、集中していきたい。」
怪我で離脱している海外選手の復帰は難しいが、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪としてシーズンを終えるべく、チームには合流はしているという。