神奈川県(選抜)×岩手県(選抜)
1回戦に続き、ディフェンス光る神奈川県。
堅い守りで、自陣インゴールを背負っても簡単にはトライさせない。
バックスがキックゲームでエリアを取れば、フォワードはブレイクダウンでペナルティを勝ち取る。
「サンキューFW!」とバックスから声が届いた。
前半に4つのトライを重ねた神奈川県は、後半もペナルティトライでリードを広げる。
24点差がついた後半10分には、残っていたリザーブ選手全員を投入。プレータイムの確保、そして連戦の疲れを軽減する交代戦略を見せた。
しかし人が変わっても、攻撃力は衰えない。
この日最後に奪ったトライも、グラバーキックに反応した11番・髙橋駿介選手が追いついたトライだった。
チーム全体に結束力の増した様が滲む。
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最終スコアは36-7。
準決勝の相手は強敵・大阪府だが、神奈川のプライドを胸にグラウンドへ向かう。