最後がお前らでよかった|川越×城西川越|第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選 2回戦

60mins ~城西川越~

チームを率いるは、1年次から正スクラムハーフとしてプレーし続けてきた堀越敬太キャプテン。

トライを取る度、そしてブレイクダウンでペナルティを奪う度に手を高く上にあげ、気持ちを全面に出した。


今夏にはオール埼玉にも選出された堀越キャプテン

試合後、戦った川越高校・柳澤監督から託された言葉がある。

「ずっとお前らを目標にやってきた。最後がお前らで良かった。」

引き継いだバトンを繋ぎ続けるためにも、負けられない戦いは続く。

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最後のノーサイド ~川越~

突き刺さるタックルで窮地を脱出したかと思えば、自陣インゴール目の前、相手の猛攻をジャッカルで仕留める。

川越フィフティーンからは、粘りのプレーがいくつも見られた。

選手を交代する度、柳澤監督は全ての選手たちを握手で迎え入れた。

「ナイスプレー」

「おつかれさん」

「ダメで代えたんじゃないからな」

ベンチに並ぶ、ジャージを着ていない多くの下級生もその姿を見ていたのだろう。

「出し切れ!」

最後まで、川越陣のベンチから声が止むことはなかった。

しかし届かなかった1トライ。

「僕たちは公式戦で1度も勝つことができなかった。後輩たちには、全勝するくらいの気持ちで戦って欲しい。(池田キャプテン)」

この悔しさは、総勢30人以上の1・2年生たちへと受け継がれた。

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↓試合後のインタビュー動画はこちらから↓

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