「帝京大学2番として負けられない」江良選手がハットトリック。早稲田2番・佐藤選手は「やってきたことはゼロにはならない」|関東大学ラグビー対抗戦Aグループ 第6週 帝京×早稲田

早稲田大学

「(帝京のHO・江良颯選手は)大学で一番良いフッカーだと思っている。チームを勝たせるフッカーになる、と思って挑みましたが、モールトライやコリジョン、アタック・ディフェンスともにまだまだ遠い存在だと分かりました。

だけどこれまでやってきたことはゼロにはなりません。個人としても気持ちを入れ替えて、今年中には対等、それ以上になれるよう頑張っていきます。」

戦いを終えた2番・佐藤健次選手は、素直な気持ちを述べた。

昨年帝京と対戦した時には、大きく崩されたスクラム。今年もペナルティを取られはしたが、「ゲームが崩される印象はなかった」と大田尾竜彦監督は話す。

「スクラムのベクトルが合わず、修正するのに時間が掛かった。後半は立ち位置や頭の置く位置を変えたが、僕のスクラムの知識、修正力が足りなかったと思う。僕の成長できる部分です」と、佐藤選手はここでも矢印を自らに向けた。

「屈指のスタンドオフ」と大田尾監督が認識する帝京10番・高本幹也選手にプレッシャーを与え続けることはできた。

だが、帝京の圧力によって本来プレーしたい位置よりも後方に押し下げられることもあった。

相良昌彦キャプテンは「今日のために様々な事を詰めて準備してきた。100%出し切れたか、と問われたら、まだまだ。今年一番プレッシャーを感じるゲームだった」と話す。

「メンタル面での準備はできていた。自分たちの力が、まだまだ足りません。」

スポンサーリンク

次戦は100周年となる慶應義塾戦。

これまでの戦績は、71勝7分け20敗。

記念イヤーでの72勝目に向け、自分たちのラグビーを信じ、表現する。

スポンサーリンク