60分の物語
日本航空石川:紺赤ジャージ、長崎北陽台:青ジャージ
試合開始早々に流れを掴んだのは日本航空石川。
敵陣22m内に入ると着実にトライを重ね、ゲームを支配した。
前半を19-0と日本航空石川のリードで折り返す。
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一方のBシード・長崎北陽台は、前半差し込まれる展開が続く。グラウンドを広く展開され、強い外国人プレイヤーにゲインを切られるシーンが度々訪れた。
その度にキャプテンの白丸智乃祐選手は「大丈夫、絶対できるから!一個一個のプレーを落ち着いてやろう」と仲間に声を掛け、あるべき姿を取り戻す。
後半、ブレイクダウンでペナルティを得ると手を上げ大きく喜んだ長崎北陽台の選手たち。
後半3分、敵陣深くでFWを当て続け、まずは1本、3番・橋本侑青選手が押し込んだ。
すると徐々にペースを掴んだ長崎北陽台。前半は反則数8と乱れた規律を、後半はその4分の1に減らした。
後半奪ったトライは4。その全てのコンバージョンゴールを成功させ、大逆転勝利。
見事、3回戦進出を果たした。
品川英貴監督は言った。
「なんとか勝てて良かった。1日も試合ができて幸せです。」
次戦は1日11時55分から、常翔学園を破り勢いに乗る尾道高校と対戦する。
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