桐蔭学園、腹を決め掴んだ4年振りの春王者「去年の先輩たちに感謝」。東福岡が見据えるは278日間のワクワク|第24回 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会 決勝 桐蔭学園×東福岡

決勝 桐蔭学園×東福岡

試合概要

【対戦カード】
桐蔭学園高等学校(20大会連続21回目)×東福岡高等学校(16大会連続19回目)

2023年3月31日(金)11:00キックオフ

【場所】
熊谷ラグビー場Aグラウンド

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試合結果

桐蔭学園:紺ジャージ、東福岡:グリーンジャージ

桐蔭学園 34 – 19 東福岡

晴れ渡る空の下、東福岡ボールでキックオフを迎えると先制は前半4分。

東福岡がボールを横幅広く展開し攻撃を続け、13番・村上有志選手のラインブレイクから11番・西浦岳優選手へ繋ぎファーストトライを奪う。

その4分後にも敵陣22m付近でのマイボールラックから9番・利守晴選手がショートサイドに持ち出し絶妙なタイミングでボールを託せば、最後は再び11番・西浦選手がトライ。

東福岡が12点を先制した。

しかしそこからの桐蔭学園は強かった。

まずはPGで3点を返すと、前半22分には1番・井吹勇吾選手がグラウンド中央で強烈なラインブレイク。5番・中森真翔選手へのオフロードはこぼれたが、そのまま中森選手が蹴り込み拾い上げるとおよそ50mを走りきってトライを決めた。

10-12、2点差に迫る。

前半終了間際には敵陣深くで再びPGを選択すれば、13-12。桐蔭学園が1点を逆転して折り返した。

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後半は桐蔭学園の時間が続く。

後半4分、15番・吉田晃己選手がグラウンド中央でDFラインの裏へ小さくボールを蹴り上げると、自らキャッチし独走。後半最初のトライを決めた。

後半11分にはゴール前の攻防から3番・前田麟太朗選手が押し込み、20分にはボールを繋いだ先で11番・田中健想選手がトライ。

接点で前に出続ければ、一気に東福岡を突き放した。

後半27分には東福岡も最後の反撃に。マイボールスクラムから12番・神拓実選手が抜け15番・隅田誠太郎選手がラストトライを決めたが、ノーサイド。

桐蔭学園が東福岡を34-19で下し、4年ぶり4回目の優勝を果たした。

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