5月3日からサモアで開催されているワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2023。
ジュニア・ジャパンは8日、トンガA代表と対戦し、52-17で勝利を収めた。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
先制したのは日本だった。
体格で大きく上回るトンガAを相手に、前半から体を当てたジュニア・ジャパン。ハーフウェイ付近で粘ると相手のノックオンを誘った。
ボールを拾い上げたのは、この日ゲームキャプテンを務めた12番・野中健吾選手。そのまま左外にいた15番・今野椋平選手へとオフロードを放ると、そのままおよそ50mを走り切った。
日本が5点を先制する。
続くトライも日本。相手陣ゴール前でマイボールスクラムを獲得すると、インゴールに迫るほど押したジュニア・ジャパン。
最後は8番・最上太尊選手がボールを持ちだし、トライ。
見事なFWのスクラムで勢いづいたジュニア・ジャパン。13番・平翔太選手のコンバージョンゴールも成功し、12-0とリードを広げた。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
前半は、9番・川久保瑛斗選手、10番・大島泰真選手らハーフ団のキックを多用しながらボールを動かし、陣地を獲得。
前半を19-5とジュニア・ジャパンが14点をリードし、折り返す。
後半はトンガAペースの時間帯もあったが、素早い出足と粘り強いディフェンスで何度もピンチをしのぐと、モールでトライを取りきるなど多彩な攻撃を見せ、タフな一戦を乗り切った。
15番・今野選手のハットトリック、16番・長島幸汰選手の2トライを含む計8トライを奪ったジュニア・ジャパンが、トンガAを相手に52-17で快勝した。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】