8月16日(水)午後に行われた、明治大学 対 筑波大学の一戦。
3週間後に控える関東大学ラグビーの開幕を前に、菅平で練習試合を行った。
試合内容
筑波のキックオフで試合がスタートすると、ファーストトライは明治。
明治のマイボールスクラムで筑波のフロントローを押し上げれば、ペナルティを得た。
敵陣5mラインアウトからモールを組み、そのまま難なく押し切る明治。
前半8分、HO木谷光選手のモールトライで7点を先制した。
前半22分にはゴール前で得たスクラムペナルティからLO佐藤大地選手が押し込み、追加点を獲得した明治。
一方反撃の狼煙を上げたい筑波は、続くキックオフから攻め入る。
負傷した増山将選手に代わり登場した飯岡建人選手がボールを持つと、裏へとボールを蹴り込んだ。
自らでボールを拾いあげれば、そのままグラウンディング。
14-5、差を9点へと縮めた。
だがその後、モールからのトライ1つとラインブレイクからのトライ1つ、そしてラインアウトからのムーブで1つ、合わせて3つのトライを追加した明治が35-5と引き離し、前半を折り返した。
明治大学・神鳥監督が今夏フォーカスしているのは「フィジカルとセットプレー」。春からのサイズアップを重視しているからこそ、体のぶつかり合いの所で大学ラグビー界の中での立ち位置を確かめようと菅平へ上がってきた
後半は選手を総入れ替えした明治。
フレッシュレッグたちがトライを重ねる。
WTB海老澤琥珀選手のラインブレイクを起点としたトライに、ワイドアタックから縦に抜けたトライ。インターセプトからのトライに、FB竹之下仁吾選手のラインブレイクで右外をNo.8藤井達哉選手が走り切ったトライ。
そして最後は1年生ルーキーが繋いだトライと、合計5つのトライを追加する。
対する筑波も、飯岡選手がハイボールキャッチから広いスペースを駆け抜けるなど、2トライを決めきりハットトリックとしたが追いつかず。
66-19で、明治大学が勝利を収めた。