高校ラグビー埼玉県大会開幕直前! チームガイド2023

A4シード:深谷

監督:山田久郎

主将:馬場健太(3年、LO/FL)

1年次からグラウンド内での姿は間違いない。

他県の高校からも声は掛かったが、深谷高校でラグビーがしたいと深谷を選んだ。誰よりも深谷高校への愛情は深い。

決して順風満帆な1年間ではなかったが、バイスキャプテンの飯塚祐真選手と二人三脚でチームを作り上げてきた。

集大成。どんな姿を、熊谷ラグビー場Aグラウンドで見せるか。

スポンサーリンク

今年の軌跡

新人戦、関東大会予選と続けての4位。

関東大会のFブロック決勝戦では、体格の勝る成城学園を相手にあと一歩が及ばなかった。

「みんな体を張ってくれました」と馬場キャプテンは試合後仲間に感謝し、涙した。「自分の力がなかった。みんなが戦いやすい環境を作れませんでした。」

その後悔は、夏に活きる。

菅平での試合中のこと。相手に連続トライを許すと、馬場キャプテンは言葉を発した。

「おれら、上手くないんだから。丁寧にやろう。取り切ろう」。何倍もの大きな声で、仲間に声を掛けるようになった。

菅平には、いつも通り多くのOBがサポートに駆け付ける。元トップリーガーも、昨年同様に木陰からそっと見守った。

試合後には、馬場キャプテン・飯塚バイスキャプテンと長いこと言葉を交わす姿は、更なる成長をも予感させる。

夏の追い上げが最も怖いチームの一つであることは間違いない。

注目プレイヤー

飯塚祐真(3年、CTB)

1年生ながらプレイスキックを担当した2年前の花園予選決勝。2つのPGと1つのコンバージョンを外した。15点差での敗戦だった。最後までピッチに残る飯塚選手の背に手を差し伸べたのは、当時の3年生たちであった。

2年次の花園予選は、準々決勝敗退。勢いを掴めないもどかしさを味わった。

最後の花園予選。熊谷ラグビー場Aグラウンドで、弾ける笑顔が見たい。

新井靖憲(2年、HO)

埼玉県から唯一、U17関東ブロック代表に選ばれ準優勝に貢献した。

フッカーとしてセットプレーを安定させる強さを理解し、フィールドプレーには課題を見出した。

次なる舞台は、深谷高校の2番として。花園の舞台を目指す。

スポンサーリンク

今季の主な試合結果

◆新人戦

4位

川越東、2年連続の新人戦制覇も「まだ土俵に立っただけ」|令和4年度 埼玉県高等学校ラグビーフットボール新人大会 決勝・順位戦│&rugby (andrugby.com)

◆関東大会埼玉県予選

4位

【SIDE STORY】深谷|第71回関東高等学校ラグビーフットボール大会 埼玉県予選│&rugby (andrugby.com)

◆関東大会

Fブロック2位

第71回関東高等学校ラグビーフットボール大会 第2日目 試合結果│&rugby (andrugby.com)

◆7人制大会埼玉県予選

準々決勝敗退

川越東、セブンズ初優勝。埼玉4冠まで「あとひとつ」|第10回全国高校ラグビー7人制大会 埼玉県予選│&rugby (andrugby.com)

スポンサーリンク