10月1日(日)、埼玉県・熊谷ラグビー場B・Cグラウンドで第103回全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選3回戦が行われた。
多くの家族や友人、ラグビーファンらが見守る中、熊谷ラグビー場Aグラウンド行きを決めた8チームが決定した。
川越東 85-3 早大本庄
第1シードの川越東が登場した3回戦。
早大本庄は2回戦の激闘を糧に、得意のディフェンスで食い下がったが、川越東のアタック力がそれを上回る。
試合終盤には、これまでなかなかファーストジャージーを着ることがなかった選手の姿もピッチ上で躍動した。
伊奈学園 0-38 熊谷工業
熊谷工業は2回戦に続き、キャプテンを怪我で欠く。
しかしグラウンドに立つ選手たちがそれぞれに夏の成長を見せ、守ってはノートライ。準々決勝進出を果たした。
熊谷 29-0 西武台
多くのオール埼玉選手を擁する熊谷が、巧みなゲームを展開。
西武台も相手のミスを誘うプレッシャーを掛けたが、その度に凌いだ熊谷。得点を許さず、熊谷ラグビー場Aグラウンド行きを決めた。
立教新座 0-62 深谷
中学時代には埼玉県代表としてともに戦った仲間が、ライバルとして立ちはだかった。
雨脚強くなる中ではあったものの、終始ボールを動かし続けた深谷が立教新座の強いフィジカルを押しのける。
深谷が、昨年敗れた準々決勝の舞台へと駒を進めた。
慶應志木 60-0 正智深谷
序盤なかなか勢いを掴むことのできなかった両チーム。
しかしキャプテンが押し込みトライを奪うと、徐々に引き離したのは慶應志木。
昨年はたどり着かなかった熊谷ラグビー場Aグラウンド行きの切符を手にした。
川越 7-45 本庄第一
本庄第一のワイドアタックが猛威を振るった。
川越はキーマンが幾度もゲインラインを切り続けたが、本庄第一のディフェンスを前に及ばず。しかし最後に意地の1トライを、バイスキャプテンが決めた。
浦和 15-5 草加
3回戦計8試合の中で最も競った展開になった一戦。
しかし常にプレーエリアで優位性を保ち続けた浦和が、しっかりと逃げ切った。
城西川越 0-74 昌平
4連覇を狙うディフェンディングチャンピオンの昌平が大会初登場。
春先から強化してきたフィジカルで圧倒し、セットプレーでも優位に立てば、守っては完封。まずはベスト8へと進出した。