苦しい時に目にした仲間の姿。「僕も走ろうと思えた」筑波、明治との準々決勝へ|流通経済×筑波|第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 3回戦

試合概要

第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 3回戦

【対戦カード】
流通経済大学×筑波大学

【日時】
2023年12月17日(日)11:30キックオフ

【場所】
秩父宮ラグビー場

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試合結果

流通経済:赤ジャージー、筑波:水色ジャージー

流通経済大学 27 – 33 筑波大学

ファーストトライは前半8分。
筑波がテンポ良くボールを繋ぎ、15番・増山将選手が縦に走り切った。
その後筑波のペースでゲームは続くが、前半38分、流通経済8番ティシレリ・ロケティ選手がトライを決め、ついに逆転する。
17-16、流通経済の1点リードで前半を折り返した。
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後半は開始早々筑波がトライを決める。
またしても15番・増山選手がチャンスを逃さずブレイクすれば、再度の逆転に成功した。
流通経済もFWを武器に認定トライを奪い、6点差まで迫ったが追いつかず。
3トライ3ゴール、4PGを決めた筑波が、準々決勝へと進出した。

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試合後コメント

流通経済大学

池英基 監督

東海大学戦から良い準備が出来たと自信を持っている。この2週間、学生の成長も感じたし練習どおりやれば勝てると思った。

だが小さなミスで勝利できなかった。学生はキャプテンを中心に頑張ってくれたと思う。

原田季弥 キャプテン

細かいミスで勝ち切れなかったかなと思う。昨年の大学選手権では何もできずに終わったが、今年は自分たちの形を出せた。それは良かった。

試合前には、「1年間やってきたことを出そう」と仲間に声を掛け挑んだ。負けてしまったが、やってきたことは間違いなかった。来年は、いや明日から、下級生たちには今年できなかったことをやって欲しい。

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筑波大学

嶋﨑達也 監督

対抗戦で培ったことをしっかり出そう、と挑んだ。いつも交流させて頂いている流通経済さんのモール、スクラムをどう跳ね返すかが課題だったが、本当に我慢強く選手は戦って、勝利をものにしてくれた。

中5日の限られた時間だが、流通経済さんの分も含めて、もう一回チームをビルドアップして明治にぶつかっていきたい。

谷山隼大 キャプテン

勝つことができてよかった。ポゼッションできないことも多かったが、しぶとくディフェンスできたことが今日の勝因。

特に前半最後はめちゃくちゃしんどかったが、何人もスプリントして、横を見たら梁川賢吉(7番、4年・バイスキャプテン)が走っている姿が見えた。それを見て僕も走ろうと思えた。

楢本幹志朗(10番、2年)はこの日プレイスキック100%。決めて欲しい所で決めてくれたことで、2点でも3点でも得点が上回っていたことが、精神的に楽になった。

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