天理が東海に勝利しベスト4。愛し愛されるクラブを目指した東海、『しんどい時つらい時は スタンド見てくれよ』|天理×東海|第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝

試合後コメント

天理大学

小松節夫監督

東海大学さんのバックスの攻撃をいかに止められるか、天理の取柄であるディフェンスでどれだけ、スクラム含めプレッシャーを掛けられるかと今日は臨みました。

なかなか上手くいかなかったですが、ディフェンスのプレッシャーから相手がミスして、それをこちらが得点に繋げることができたのは非常に良かった点。後半風下に立っても、最後まで粘り強く最後までディフェンスし続けてくれたことが今日の勝利に繋がったと思う。

正月を超えられたので、もう一度課題を修正して、1月2日の試合に臨みたいと思います。

北條拓郎キャプテン

東海大学さんのアタッキングラグビーに、ディフェンス面で苦しいシーンもあったが、全員で走って、体を張って、良いディフェンスができたことは良かったです。

スクラムでもプレッシャーを掛けることができた。ラインアウトではプレッシャーを掛けられることもありましたが、ゲーム中に修正できて、そこから自分たちで展開してトライに繋げられた部分があった。

今日はゲーム中に良い修正ができたことで、良い内容になったと思います。

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東海大学

木村季由監督

大学選手権初戦にターゲットを絞って準備してきたが、その準備したことを80分間思うように出せず終わってしまったな、という印象です。

天理大学さんは本当に素晴らしいディフェンス、そして我々のミスをスコアにする力がありました。我々の反則が多かったという印象。80分最後まで戦いましたが、今日は天理大学さんの素晴らしいプレーがすべてだったと思います。

――昨季と同じベスト8敗退です
まだ試合が終わったばかりなので細かい所の反省は具体的には(まだ)ありませんけれども、結果が全てです。

ここにピークをもってこられなかった、ここのゲームに力を出せなかった事実は事実としてしっかりと受け止めなければいけないと思っています。監督として、重く受け止めています。

突き詰めていかなければ、ここを突破できないんだということは明らかなので、しっかりと検証していきたいと思います。

谷口宜顕キャプテン

チーム全員が今まで以上に良い準備ができて、絶対に勝つという自信を持って臨みました。このような結果に終わってしまって、悔しいの一言です。

天理大学さんはコンタクトも強くて、その上規律を守る。強みを前面にぶつけられて、それに対して僕以外の22人は、80分間ベストパフォーマンスだったと思います。

僕は怪我のため試合の頭から出場できない、という所で、試合前から自分自身の準備不足がありました。チャンスの場面で試合に出場したにもかかわらず、決定打になるような、やるべきことを全うできずに終わってしまいました。

今回の敗因は、僕だと思います。

――いつ頃どのような怪我を負ったのか
今月初旬の練習中に、右ひざの内側靱帯を痛めました。

試合に出る準備はしていたし、出られる状態でもありました。ですが僕が試合の頭から出るより、ベストパフォーマンスを出せる他の選手を出した方がゲームとして勝率が高い、という判断で今日はリザーブから出場しました。

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