7月にスコットランドで行われる『ワールドラグビー U20トロフィー』に向け、本格始動したU20日本代表活動。
3月8日(金)には初陣となる練習試合を行い、リーグワン初代王者・埼玉パナソニックワイルドナイツを相手に14-74で敗れた。
スポンサーリンク
埼玉WKボールでキックオフを迎えると、最初に勢いを掴んだのはU20。試合入りの10分間、ボールを動かし敵陣22m内にも入った。
だが徐々に接点で圧力を受けると、先制するは埼玉パナソニックワイルドナイツ。前半16分、FLベン・ガンター選手のハンドオフからトライを決められる。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会の日本代表メンバーでもあったガンター選手。フィジカルモンスターを相手に、初めて体感する強度レベルが大きな壁となって立ちはだかった。
それでも前半30分にはキックカウンターからFB矢崎由高選手がディフェンスを切り裂き独走。トライを挙げれば、後半10分にもラインアウトからSO伊藤龍之介選手がゲインラインを突破するとオフロードパスを受けた矢崎選手が2トライ目。
一矢報いたが、試合はU20日本代表候補が2トライ、埼玉パナソニックワイルドナイツが11トライの14-74で試合は終了した。
試合後、U20日本代表を率いる大久保直弥HCは「実際に体を当てるのが本人たちにとって一番の収穫。収穫しかない」と笑顔を見せた。
2トライを決めた矢崎由高選手