4月10日からサモア・アピアで開催されている、ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2024。
U20日本代表候補を中心に構成したJAPAN XV（ジャパン・フィフティーン）は10日、マヌマ・サモアと対戦し、48-5で快勝。
計8トライを奪う猛攻で、初戦を白星で飾った。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
サモアボールのキックオフで試合がスタートすると、12番・本橋尭也選手の50:22でさっそくのチャンスメイク。ラインアウトモールを組めば、2番・清水健伸選手が押し込んだ。
前半2分、日本がファーストアタックで5点を先制する。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
しかし自陣でのペナルティからサモアにトライを許すと、5-5の同点に。
引き離したい日本だったが、敵陣深くでのラインアウトを幾度か獲得するもトライには結びつかず。
スクラムでもなかなか思うような組み合いができず、膠着状態は続いた。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
続いてのチャンスは前半24分。
相手ボールラインアウトをスティールすると、テンポよくボールを動かし12番・本橋選手がトライ。
9番・髙木城治選手のコンバージョンゴールも成功し、12-5とリードを手にした。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
前半終了間際にもラインアウトモールでインゴールに入り込んだが、ここではスコアできず。
JAPAN XVの7点リードで、前半を折り返した。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
後半は、リザーブメンバーを適宜投入しながら攻撃に勢いを生んだJAPAN XV。
後半3分、16番・佐藤健次選手のモールトライを皮切りに、18分にはカウンターラックから10番・伊藤龍之介選手が右サイドへのキックパス。受け取った14番・竹之下仁吾選手が、サモアを引き離すトライを決めた。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
24分にはマイボールラインアウトから20番・青木恵斗選手、HO佐藤選手が立て続けに縦に切り込みパワフルなトライを奪うと、その2分後には22番・秋濱悠太選手、20番・青木選手ら大学4年生たちが勢いをもってボールを前に運ぶ。最後は15番・矢崎由高選手がグラウンディングした。
後半32分にはゴールラインまで5mの位置で獲得したペナルティでスクラムを選択すると、そのままスクラムトライを決めるはNo.8青木選手。
その後はディフェンスの時間帯もあったが、ゴールラインを背負った攻防で耐える。ゴールラインを割らせることなく、ペナルティを奪い返した。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
試合終了間際には、スクラムで得たペナルティからクイックスタートを切ると、グラウンド中央でのビッグゲインから攻撃を繋ぎ、最後は13番・上田倭士選手が放ったラストパスを受けた23番・大川虎拓郎選手がトライ。
21番・土永旭選手がコンバージョンゴールを落ち着いて沈めれば、試合終了。
8トライを奪う猛攻でJAPAN XVがマヌマ・サモアを引き離し、48-5で勝利を収めた。
【写真提供：日本ラグビーフットボール協会】
