4月10日からサモア・アピアで開催された、ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2024。
U20日本代表候補を中心に構成したJAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は20日、トンガA代表と対戦し、65-15で勝利を収めた。
これで、目標としていた3戦全勝を達成。
日本が4年ぶり2度目のパシフィック・チャレンジ優勝を果たした。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
試合は、開始早々のインターセプトから始まった。
一気に敵陣に侵入すれば、テンポよくボールを左サイドに運び最後は15番・矢崎由高選手がトライ。
ノーホイッスルトライを奪った。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
その後も日本ペースでボールを持つと、前半12分には11番・海老澤琥珀選手がトライ。
15分にもゴール前ラックからの飛ばしパスを交えながら、12番・本橋尭也選手がトライを決め、17-0と一気にリードを広げた。
その後もキックオフからNo.8太安善明キャプテンがブレイクすれば、12番・本橋選手のオフロードを受けた11番・海老澤選手がトライ。
9番・髙木城治選手のコンバージョンゴールも成功し、24-0で前半のウォーターブレイクを迎えた。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
ウォーターブレイク明けには、11番・海老澤選手がハットトリック。
マイボールスクラムから左サイドに素早くボールを運ぶと、海老澤選手がグラウンディングした。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
しかし前半終盤にはトンガの時間帯がやってくる。
29分、34分にトライを許すと、前半終了間際にはトンガがタッチに蹴り出そうとしたボールを日本がインプレーに。キックチェイスしていたトンガの選手が走り込むと、被トライ。
31-15で前半を折り返した。
選手を入れ替えながら迎えた後半、ボールが行ったり来たりする展開の中、最初にトライを取り切ったのはJAPAN XVだった。
ゴール前での相手ペナルティからFWがファイトすると、17番・浦出睦己選手が押し込む。「FWナイス!」の言葉とともに、仲間が笑顔で駆け寄った。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
ウォーターブレイク直前には細かなパスを繋いで、21番・土永旭選手がトライ。
その後も22番・秋濱悠太選手のトライに、14番・竹之下仁吾選手がゴール目前まで持ち込んだラックサイドへ押し込んだ土永選手のトライ。
5mラインアウトモールから16番・佐藤健次選手が抜け出してのトライを2本重ねれば、ノーサイド。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】
後半は相手にトライを許すことなく、JAPAN XVが60-15で完勝。
4年ぶり2度目のパシフィック・チャレンジ優勝を飾った。
【写真提供:日本ラグビーフットボール協会】