初海外と、二刀流と、わが街のヒーローと。1回戦は大阪桐蔭、桐蔭学園、東福岡らが勝利|サニックスワールドラグビーユース交流大会2024

12:20/フィールドB

プールA
ウィントフック ジムナジウム(ナミビア)26-42 大分東明高等学校(大分)

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13:40/スタジアム

プールC
セント オーガスティンズ カレッジ(オーストラリア)47-12 石見智翠館高等学校(島根)

セント オーガスティンズ カレッジ

グラウンド上を思うままにコントロールし、頭一つ抜けたプレーを見せたのはスタンドオフのジョー・ウォルシュ選手。

オーストラリアでもU18に選ばれた逸材だ。

「日本は良いストラクチャーラグビーをしていて、速さもある。前半は良い形で折り返せたのですが、後半はペナルティも増えてしまった」

だからハドルの中でウォルシュ選手は何度も声を出し、息を合わせ呼吸を合わせ整えた。

「みんなが落ち着いてプレーできるように、とコントロールしました」

優れたリーダーシップも併せ持つ。

5歳の時にラグビーリーグを始め、ユニオンをスタートしたのは9歳から。

「できる限り高いレベルまでたどり着きたい」と、将来のワラビーズ入りを見据え、今大会も挑む。

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石見智翠館高校

2年ぶりの参加となった、石見智翠館。

「勝ち負けはもちろんですが、この大会でしか得られないものがあると思っています。僕はそれを大事にしたい」と話したのは、出村知也監督。

先月行われた全国選抜大会では決勝まで勝ち進んだが、勝ち切れなかった悔しさをエネルギーに、この1ヵ月間取り組んできたという。

「あの時、決勝戦の舞台で走れなかった。だからこの1ヵ月は、とにかく走り込んできました」

言葉どおり、前半は走り抜いた。

目標としていた「1人が3人分走る45対15」のシチュエーションまでとはいかなかったが、グラウンド上の人数が20対15かの如く動いた。

だが、19-12と7点のビハインドで折り返した後半、ミスが重なりトライを畳みかけられてしまう。

体の大きなオーストラリアのチームを相手に徐々に歯車が噛み合わなくなると、外側の空いたスペースで選手たちが呼ぶ声届かず、内側で体を当ててしまう場面が増えた。

「精神的にも体力的にもしんどい状況になった時に、相手に抜かれてどうしようもなくなってしまった」と祝原久温キャプテンは振り返る。

後半はゼロ得点。悔しい黒星を喫した。

「(全国選抜大会決勝で敗れた)大阪桐蔭にやり返す、一番最初のチャンスでした。まずは予選リーグで全勝して決勝トーナメントに行きたかったのですが、叶わなかった。また切り替えて、次に進みます」

福岡は宗像出身の祝原キャプテン。

慣れ親しんだ場で、成長した姿を見せる。

13:40/フィールドB

プールB
チュンブク ハイスクール(韓国)0-83 御所実業高等学校(奈良)

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