桐蔭学園、関東王座奪還。5時間のミーティングで決めた圧巻のノーラックトライ。國學院栃木は「ラグビー脳」の育成へ|第72回関東高等学校ラグビーフットボール大会

令和6年度 第72回関東高等学校ラグビーフットボール大会は6月9日(日)、埼玉県・熊谷ラグビー場で各ブロック決勝戦が行われた。

事実上の関東王者を決めるAブロックでは、桐蔭学園高等学校が國學院大學栃木高等学校に40-6で勝利し、2年連続のAブロック優勝を果たした。

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Aブロック

決勝戦

14:30@熊谷ラグビー場Aグラウンド
國學院大學栃木高等学校(栃木)6-40 桐蔭学園高等学校(神奈川)

2年連続となった、関東大会Aブロックの決勝カード。

昨年は14-7で桐蔭学園が勝利したが、今年2月に行われた関東新人大会では、10-7で國學院栃木が勝利を収めていた。

今季2度目の直接対決。思わぬ大差がついた。

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最初に攻撃権を得たのは國學院栃木。風上に立った前半、ゴール前まで何度も迫った。

しかし押し込みきれず、5点が遠い。それでもペナルティゴールで3点を重ねれば、前半18分、6点のリードを得た。

一方風下からスタートした桐蔭学園は、キックが伸びないと見るや否や、自陣からでもボールを繋ぐ戦術へと変更。

前半24分、26分と立て続けにトライを奪えば、6-12と桐蔭学園の6点リードで前半を折り返した。

1トライ1ゴールで逆転可能な点差である國學院栃木は、後半最初のスコアを狙った。

だが主導権を握ったのは、後半風上の桐蔭学園。

後半7分から3分間隔で小刻みにトライを重ねれば、ポゼッションを優位にゲームを進める。後半はなんと、ノーペナルティで4トライ。

桐蔭学園が、6-40で國學院栃木にリベンジを果たし、2年連続のAブロック優勝を果たした。

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