慶應義塾
神奈川県予選・3位決定戦で負傷し、今大会を欠場したスクラムハーフの尾関航輔キャプテン。
大黒柱を欠いた影響は大きかった。
それでも尾関キャプテンは、ウォーターとして仲間を鼓舞し続ける。
グラウンドに立つ15人も士気を上げ、最後まで早慶戦勝利を目指したが、早稲田実業の壁は高かった。
好材料は、3人の1年生が熊谷ラグビー場Aグラウンドの舞台に立てたこと。
慶應義塾として選手層の拡大を図りながら、暑い夏を迎える。
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早稲田実業
日頃から交流のある両校。
今季1度練習試合を行ったが、勝利していたのは慶應義塾。
「公式戦の舞台で早慶戦を戦える、リベンジできるということで、全員気合いが入っていました」と話すは、12番・山口滉太郎キャプテン。
「自分も体を張ってチームを引っ張ろう」と、高校日本代表候補らしく気を張った。
福岡県出身の山口キャプテン。
福岡から東京の高校に進学した理由について「自分は早稲田にしか目がなかった。アカクロに憧れていました」と語る。
愚直なプレーを真っ直ぐに行う自身のプレーも、アカクロに通ずるものが。「ここでプレーしたい」が、プレーに表れる。
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昨冬、早稲田実業は花園で天理高校に敗れた。
その悔しさが、このチームを突き動かす日々。
「今年こそは『花園でシード校を倒す』という目標を絶対に達成したい」
そのためにも夏、地力をつける。
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