U20日本代表は現地時間7月11日(木)、スコットランド・エディンバラで行われる『ワールドラグビーU20トロフィー2024』U20スコットランド代表戦(現地時間7月12日19:45、日本時間7月13日 3:45キックオフ)に向け、前日練習を行った。
実際の試合を見据え、想定時間と想定スコアをコーチ陣から提示された中でのアタック・ディフェンス練習に汗を流した60分。
強度を落とした中ではあったものの、ミスも少なく引き締まった時間は続いた。
決勝進出のためには勝利が絶対条件となるプール戦最終戦。
大久保直弥ヘッドコーチは「U20日本代表としてこれまでに13試合を戦いましたが、今が一番良い状態だと思います。技術的にも、コンディション的にも。チームの一体感的にも、一番の状態です」と話す。
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スコットランド戦のキーポイントは、スクラムと速さだ。
「相手のホームグラウンドで、スコットランドが強みとするスクラム・モールに勝つ自信をFWはみんな持っています。スクラムを押されない、のではなく、押すというマインドセットになっている。相手のゲームプランをスクラムで崩せると、流れは変わってくるんじゃないかなと思います。
もう一つは、フィジカルを前面に出したスローなゲームにしたい相手に対して、我々はボールを速く動かす。そのためのトレーニングは積んできています。とにかく速く動いて、且つコンタクトで1人ひとりが役割を果たせれば、速いラグビーはできる(大久保HC)」
そのためにも、コンマ数秒先のプレーではなく、いま目の前の仕事に集中すること。
「結果を恐れず、目の前に100%集中しよう」と声を掛け、若き桜の戦士たちを送り出した。
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