ラグビーU20日本代表は現地時間7月12日(金)、スコットランド・エディンバラで行われているワールドラグビーU20トロフィー2024に出場し、U20スコットランド代表と対戦。
10-46で敗れた。
スコットランドの強いプレッシャーが日本の行く手を阻んだ。
前半はゴール前まで何度も攻め込んだものの、ボールはこぼれる。
ラインアウトにはプレッシャーをかけられ、準備していたアタックを完遂できない。
逆にスコットランドはタッチライン際で強さをみせれば、トライを重ねる。
前半を終え、0-12。
今大会、初めてビハインドの状態で折り返した。
後半こそ先に勢いを作りたい日本だったが、スコットランドにテンポよく連続トライを許す。
日本にイエローカードが提示されれば、1人少ない状態の中で2つのペナルティゴールを与えた。
あっという間に広がった点差。
後半26分、スコアボードには0と39の数字が並んだ。
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しかし後半29分、ゴール前でのスクラムからオープンサイドに開けば、23番・増山将選手がトライ。
後半34分には亀井秋穂選手が左サイドで走り切れば、10点目を獲得した。
しかし最後はスコットランドにラストトライを許し、ノーサイド。
10-46。
これでグループリーグ1位突破とはならず、来年もU20トロフィーで戦うことが決定した。
試合後、太安善明キャプテンは少し言葉を詰まらせながら率直な想いを吐露した。
「2月からやってきて、この試合だけ(を目標)にやってきた。勝ちたかったな、って。今日勝って、次も勝って優勝、と考えていたので。それができなくなって悔しいです」
U20日本代表の選手たちは、こらえきれぬ涙を流しながらグラウンドを去った。