『死の組』Hプールは、桐蔭学園・京都工学院・東福岡の順に。桐蔭学園はOB小西泰聖をスポットコーチに招聘し1位通過|第11回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会

2位・京都工学院

初戦・桐蔭学園戦に敗れた。

「自分たちがやってきたことを出し切れなかった」と敗因を捉えたからこそ、続く東福岡戦では「練習してきたことを全て出し切ろう」と挑んだ。

その結果、東福岡を相手に21-0。

最激戦区・Hプールを2位通過した。

東福岡戦の完封勝利の裏には、対戦相手に合わせたディフェンスシステムの準備にあった。

広川陽翔キャプテンは言う。

「予選の組み合わせ表を見た時には、心が苦い感じがしました。でも『やるしかない』とチームで話し合って。東福岡戦ではあえて1人ディフェンスを下げず、7人でディフェンスラインを敷いて、裏にわざと蹴らせマイボールにするよう仕向けました」

ボールを持ったら強い東福岡。その策が、効いた。

逆に桐蔭学園戦では、オフロードを警戒し1枚下げることで、裏をカバーする算段だったという。

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誇り高き2位通過だが、広川キャプテンに笑顔はない。

「正直、決勝トーナメント(のカップトーナメント)に行きたかったです。でもこれからは切り替えて、プレートトーナメント優勝できるように準備します」

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