2位・京都工学院
初戦・桐蔭学園戦に敗れた。
「自分たちがやってきたことを出し切れなかった」と敗因を捉えたからこそ、続く東福岡戦では「練習してきたことを全て出し切ろう」と挑んだ。
その結果、東福岡を相手に21-0。
最激戦区・Hプールを2位通過した。
東福岡戦の完封勝利の裏には、対戦相手に合わせたディフェンスシステムの準備にあった。
広川陽翔キャプテンは言う。
「予選の組み合わせ表を見た時には、心が苦い感じがしました。でも『やるしかない』とチームで話し合って。東福岡戦ではあえて1人ディフェンスを下げず、7人でディフェンスラインを敷いて、裏にわざと蹴らせマイボールにするよう仕向けました」
ボールを持ったら強い東福岡。その策が、効いた。
逆に桐蔭学園戦では、オフロードを警戒し1枚下げることで、裏をカバーする算段だったという。
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誇り高き2位通過だが、広川キャプテンに笑顔はない。
「正直、決勝トーナメント(のカップトーナメント)に行きたかったです。でもこれからは切り替えて、プレートトーナメント優勝できるように準備します」