『チームになれた』U17関東ブロック、2連勝で1位リーグ進出。第1回大会から続く予選無敗記録を更新|KOBELCO CUP 2024

長野県上田市菅平高原・アンダーアーマー菅平サニアパークで開幕した、KOBELCO CUP 2024 第20回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会。

大会初日となった8月1日、U17関東ブロックはU17北海道ブロック・U17東海ブロックと予選リーグを戦い、2勝。

見事1位通過を決めた。

なお決勝リーグは3日に行われ、近畿ブロック・九州ブロックと対戦する。

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初戦・U17北海道ブロック戦

朝一番の試合となった初戦・U17北海道ブロック戦前のウォーミングアップは、いささか静かな空気に包まれた。

そんな中でも、大きな声を絶え間なく出していたのはHO堂薗尚悟キャプテン。

勢いそのまま、チーム最初のトライを奪ったのもまた堂薗キャプテンだった。

大外で「大門!」とスタンドオフの名を叫ぶと、ボールは繋がる。

キックオフから互いにノーペナルティでしのいだ、ノーホイッスルトライだった。

19-0と引き離した前半10分過ぎ。

ハンドリングエラーから相手ボールスクラムを与えると、堂薗キャプテンは「もっかい、ここから!ディフェンスから!」と大きな声を出しながらスクラムの姿勢へ。

その気持ちはチームに伝播し、守っては零封。

攻撃に転じれば、奪ったトライは11本。

初戦を75-0で快勝した。

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ターニングポイント

チーム最初の実戦となったU17北海道ブロック戦から、優勝候補・U17東海ブロック戦までのインターバルは、わずか45分。

だが、疲労よりも、実践での成長。

廣瀬慎也監督は「北海道ブロックとの試合が、東海ブロックとの試合に向けて良いアドバンテージになる」と選手たちを第2戦目に送り出した。

堂薗キャプテンは言う。

U17東海ブロック戦前のウォーミングアップで、チームは一つになった、と。

「勝ちたい想いが全員にあるんだな、と感じることができました」

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