石見智翠館×秋田工業は10トライを奪った石見智翠館が勝利|菅平合宿2024

お盆の時期には全国から高校ラグビー部が集う長野県は菅平高原。

8月11日(日)には、石見智翠館高校(島根県)が秋田工業高校(秋田県)と対戦し、トライ数10本-1本で石見智翠館が勝利した。

※コンバージョンゴールは実施せず

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試合序盤に攻め込んだのは秋田工業。

だが徐々に体を当てると、しっかりと前進するは石見智翠館。

左外を大きく余らせ、1トライ目を決めた。

続く2トライ目はキックオフカウンター。

左ウイングの久富洋希選手が個人技で仕留めた。

対する秋田工業は、ゴール前で2度のラインアウトチャンスを得るが押し込みきれず。

守り抜いた石見智翠館は一気に攻め込むと、最後は外にステップを切ってトライ。

しかしその後、ペナルティから秋田工業は敵陣でのラインアウトを獲得すると、ムーブで取り切る。

グラウンド中央を切り裂く気持ちの良い1トライが生まれた。

トライカウント3-1と迫られると、石見智翠館の選手たちからは「俺たちチャレンジャーやで」の言葉が響く。

するとラインアウトモールから4トライ目、大外に振ってからの内に振り返して仕留めるノーラックトライで5トライ目。

前半をトライ数5-1と石見智翠館のリードで折り返した。

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後半は石見智翠館の独走トライから始まる。

山本力優選手が力強い接点での前に出るボールキャリーを見せれば、最後はラインアウトモールで7トライ目。

8トライ目は右サイドで、9トライ目は左サイドでそれぞれ取り切り、最後はラインアウトからの球出しを受けた選手がオフロードで繋ぐと11番・久富選手が有終の美を飾った。

この日、MVP級の活躍だったのは左ウイングの久富選手。

ボールを持てばハットトリックを決め、ディフェンスでは相手のトライを防ぐ好タックルを見せた。

菅平に上がってから調子が上向きだという久富選手。

HO/No.8祝原久温選手を筆頭に怪我人が相次ぎ、フルメンバー揃わない中での一戦だったが、悲願の花園優勝に向け層を厚くする時間は続く。

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