島根県が主将の2トライで兵庫県に勝利。2回戦は大分県と対戦「100点のゲーム」をふたたび|第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 1回戦

第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技がSAGAサンライズパーク(ボールフィールド)で幕を上げた。

10月6日(日)には1回戦が行われ、島根県が兵庫県に14-10で勝利し、2回戦に勝ち進んだ。

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試合概要

第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 1回戦

【日時】
2024年10月6日(日)

【場所】
SAGAサンライズパーク(ボールフィールド)

島根県 14-10 兵庫県

島根県:青ジャージー、兵庫県:赤ジャージー
互いの意地がぶつかった一戦。
兵庫県がドロップゴールを狙えば、島根県はナンバーエイトがロングキック。
しかし前半23分までスコアは動かなかった。
ファーストトライを奪ったのは島根県。
ハーフウェー付近でラインアウトモールを組むと、7番・神保友海選手が抜け一気にゴール前へ。
ゴール目前でペナルティを得れば、No.8祝原キャプテンがタップキックから押し込んだ。
14番・久住誓蓮選手のコンバージョンゴールも成功し、7点を先制する。
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前半を7-0のロースコアで折り返した後半、続くトライを奪ったのも島根県。
11分、敵陣5mでのラインアウトを獲得すると、モールを組み前進した。
最後はまたしてもNo.8祝原キャプテンがボールを持ち出し、ディフェンスに阻まれながらも体を翻せば押し込む。

祝原選手のトライ後「あれ、エグい」と思わず笑顔を見せた兵庫県の選手たち
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14-0と大きなリードを奪った島根県。
しかし兵庫県も黙ってはいない。
後半16分、敵陣ゴール中央で得たペナルティでペナルティゴールを選択すると、15番タウファ テビタ悦幸選手がしっかりと沈め14-3。
その2分後、またしてもタウファ選手のキックカウンターからグラウンド中央でラインブレイクすると、7番・上ノ坊友騎選手へオフロードを放り、トライ。
コンバージョンゴールも成功し、14-10。兵庫県が4点差に迫った。
1トライで逆転できる点差。
両チームに勝利のチャンスがある、緊迫した展開。
試合最終盤は、リードする石見智翠館陣のゴール前で、長きに渡る攻防が繰り広げられた。
敵陣ゴール前5mでのラインアウトチャンスで2度のチャンスを得たのは兵庫県。
しかしいずれもグラウンディングできずノートライ。
守っては島根県も、スクラムでペナルティを取られ絶体絶命の場面も訪れたが、最後は自陣でFWが体を当て、フェーズを重ねながらノータイムを迎える。
ボールを蹴り出せば、ノーサイド。
14-10、石見智翠館が勝利し、2回戦へと勝ち進んだ。
なお次戦は10月7日(月)11:50から、大分県と対戦する。
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