宮城県が石川県に逆転勝利!「全員で同じ気持ちになって戦う」|第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 1回戦

第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技がSAGAサンライズパーク(ボールフィールド)で幕を上げた。

10月6日(日)には1回戦が行われ、宮城県が石川県に22-21で勝利し、2回戦に勝ち進んだ。

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試合概要

第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 1回戦

【日時】
2024年10月6日(日)

【場所】
SAGAサンライズパーク(ボールフィールド)

宮城県 22-21 石川県

宮城県:緑ジャージー、石川県:水色ジャージー
14点差をひっくり返した、逆転劇だった。
先制したのは石川県。
前半9分、No.8ランギ・エドウィン選手がラインアウトモールから仕留めると、その4分後にはまたしてもモールから1番・尾芝樹心選手がトライ。
10番・小嶋眞心選手のコンバージョンゴールも成功すれば、0-14。
石川県が主導権を握った。
このまま石川県のワンサイドゲームになるかと思われた前半18分、反撃に出るは宮城県。
13番・佐藤巧征選手がスワーブを切りながらディフェンスを振りほどくと、最後は11番・川村健介選手に託してトライ。
10番・佐々木遼河選手のコンバージョンゴールも成功し、7点を返した。
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7-14と石川県のリードで折り返した後半、しかし勢いを得点に結びつけたのは宮城県だった。
湧き出るバックス陣がボールを繋げば、12番・佐々木悠斗選手が左手で左端にグラウンディング。
コンバージョンゴールは残念ながら不成功だったものの、12-14。1プレーで逆転可能な点差へと縮めた。
後半21分には、敵陣深くでペナルティを得ると、PGを選択した宮城県。
10番・佐々木選手が落ち着いて沈め、15-14。ついに逆転に成功した。

その5分後、ハーフウェー付近でのブレイクダウンでペナルティを獲得した宮城県は、ラインアウトではなくスクラムを選択。

しっかりとバックスに展開し、細かくしかしキレ良く繋いだ宮城バックス陣がそのままゴールラインまで持ち込めば、11番・川村選手が走り切ってトライ。
22-14、1トライ1ゴールでは逆転不可能な点差へと持ち込んだ。
試合終了間際には、石川県12番・横山敢大選手がトライし、自らドロップキックでのコンバージョンゴールも成功させたが、しかし響いたノーサイドの笛。
22-21。
宮城県が逆転勝利で、2回戦へと勝ち進んだ。
次戦は10月7日(月)14:30から、佐賀県と対戦する。
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