愛知県との『戦』を勝ち抜いた東京都、ベスト4入り「準決勝もブラさずディフェンス勝負」|第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 2回戦

東京都

10月31日から山梨県内で事前合宿を行い、4日に佐賀県入りした東京都チーム。

関東ブロック大会時から5名の選手が入れ替わった。

「本来であれば、メンバー変更なく本国スポもお願いしたかった」と戸田竜司監督(東京高校)は胸の内を明かしたが、花園予選も始まり、各人のコンディションが整わないことも多い。

改めての合宿が行われ、東京都が武器とするチームワークを作り直した。

大きな変更点は、スタンドオフ。

予選時には左ウインガーだった宮下隼選手を10番に据え、10番をつけていた齋藤航(3年生)選手を12番へとコンバート。

「バランスが良かった。ともに國學院久我山の選手たちなので、ふだんからコミュニケーションを取れている」と信頼を寄せる。


10番・宮下選手

それでも試合序盤は「緊張やメンバーが代わったことによる硬さ」がみえたものの、「そこで焦らずにトライできたことが良かった」と振り返った齊藤源輝キャプテン(東京高校)。

前半を7-3とロースコアで折り返した後半、5トライを決めきりベスト4入りを決めた。

スポンサーリンク

準決勝の相手は、島根県。石見智翠館高校単独チームとして出場している、完成されたチームだ。

「僕たちはずっとディフェンスの練習をしてきているので、そこはブラさずディフェンスで勝負していきたい」(齊藤キャプテン)

決勝進出へ向け、大一番を迎える。

スポンサーリンク