東京都
10月31日から山梨県内で事前合宿を行い、4日に佐賀県入りした東京都チーム。
関東ブロック大会時から5名の選手が入れ替わった。
「本来であれば、メンバー変更なく本国スポもお願いしたかった」と戸田竜司監督(東京高校)は胸の内を明かしたが、花園予選も始まり、各人のコンディションが整わないことも多い。
改めての合宿が行われ、東京都が武器とするチームワークを作り直した。
大きな変更点は、スタンドオフ。
予選時には左ウインガーだった宮下隼選手を10番に据え、10番をつけていた齋藤航(3年生)選手を12番へとコンバート。
「バランスが良かった。ともに國學院久我山の選手たちなので、ふだんからコミュニケーションを取れている」と信頼を寄せる。
10番・宮下選手
それでも試合序盤は「緊張やメンバーが代わったことによる硬さ」がみえたものの、「そこで焦らずにトライできたことが良かった」と振り返った齊藤源輝キャプテン(東京高校)。
前半を7-3とロースコアで折り返した後半、5トライを決めきりベスト4入りを決めた。
スポンサーリンク
準決勝の相手は、島根県。石見智翠館高校単独チームとして出場している、完成されたチームだ。
「僕たちはずっとディフェンスの練習をしてきているので、そこはブラさずディフェンスで勝負していきたい」(齊藤キャプテン)
決勝進出へ向け、大一番を迎える。
- 1
- 2