「僕たちには日本一のFWがいる」奈良県、準決勝へ。セットプレーで後手を踏んだ神奈川県は「歯車が狂ってしまった」|第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 2回戦

奈良県

リベンジを果たした。

昨年、鹿児島国体で2回戦を戦った相手が神奈川県。

その時にピッチに立っていた大久保幸汰キャプテンは、リベンジ達成にもしかし、表情を緩めなかった。

「反省点がいっぱい出ました」

ラインアウトでプレッシャーをかけ、主導権を握ることがFWのプラン。

バックスは強いFWを適切な位置でプレーさせるべく、確実にボールをタッチに出すエリア取りが使命だった。

前日にはエリアごとのプランをすり合わせ、対神奈川県ではなく自分たちがどう戦うか、に主眼を置きゲームへと入ったが、それでも想定通りにはいかない。

「緊張で色々できんかったけど、最後は勢いにのってやりたいことができるようになった」と話したのは、4番・服部凰真選手。

セットプレーで核となり、ダメ押しのトライを決めた一戦を振り返った。

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準決勝の相手は、地元・佐賀県。

地の利を有する相手は強敵だが、大久保キャプテンは断言した。

「僕たちには日本一のFWがいる。バックスが足を引っ張らないように、しっかりとエリア取りと展開力を出せたら、FWは自分たちの仕事に集中できます」

フォワードとバックス、それぞれが役目を果たす60分へと挑む。

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