「自分がやっていないことを相手にさせるわけにいかへん」明治大学主将の率先力。初先発の立教ルーキーは「全然足りない」|関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ

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初先発のルーキー「全然足りなかった」

9月14日の開幕戦。

スターティングメンバーに名を連ねていた立教大学のルーキー、LO高尾将太選手は、しかしゲーム週の練習で足を負傷し直前変更を余儀なくされた。

復帰したのは前節・帝京大学との試合週のこと。

同試合に前半39分から途中出場すると、対抗戦初キャップを獲得。

そして自身対抗戦2キャップ目となったこの日の明治大学戦、4番の背番号をつけた。

帝京大学に明治大学。

大学選手権優勝経験校との対戦は、学びも多い。

「フィジカルが全く通用しません」

タックルヒットの時、スクラムの時。まず何よりも「体重を増やさなければ」と痛感させられた。

高強度で80分間を戦い抜く体力も必要だと改めて感じた。

「帝京大学と試合をして、全然足りなかった。今日明治大学と試合をして、やっぱりまた全然(足りません)でした。がんばりたいと思います」

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高校3年時に共同主将を務め、川越東高校に花園1勝目をもたらした高尾選手。

仕事量とキャプテンシーには、かねてより定評があった。

それでも対抗戦上位校のレベルは、また別の話。

「タックルを頑張りたい。もう少し体重を増やして、フィジカルを鍛えます」

1年前に比べ幾周りもガッシリとしたその体躯は、まだ進化の途中だ。

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