第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技の少年男子決勝が10月10日(木)、SAGAサンライズパーク(ボールフィールド)で行われ、御所実業高校の単独チームで挑む奈良県代表が、全7校から成る混成チーム・東京都代表と対戦。
38-5で勝利し、優勝を果たした。
試合概要
第78回 国民スポーツ大会「SAGA2024」ラグビーフットボール競技 少年男子決勝戦
【日時】
2024年10月10日(木)
【場所】
SAGAサンライズパーク(ボールフィールド)
均衡を破ったのは奈良県。
キックカウンターから逆サイドにボールを開き、最後は11番・若山遙斗選手が仕留める。
12番・大久保幸汰キャプテンのコンバージョンゴールも成功し、前半21分、7点を先制した。
前半終了間際には東京都が自陣から駆け上がり、得点して終わる意志を見せたが、しかし自陣22mでペナルティ。
奈良県がペナルティゴールで3点を追加し、10-0とリードを広げて前半を終了した。
サイドを入れ替えた後半、反撃に出たい東京都だったが、先にスコアを動かしたのはまたしても奈良県。
後半2分、ラックサイドを走りきった3番・芳賀空選手がトライを決めれば、17-0。勢いに乗った。
対する東京都は後半8分、敵陣5mでのラインアウトからショートサイドへ攻撃を仕掛ければ念願のチームファーストトライ。
2番・笠井大志選手が走り込み、5点を獲得した。
このまま反転攻勢に出たい東京都だったが、しかし奈良県はセットプレーで流れを生み出す。
後半13分、スクラムを起点とする8番・本多守人選手のトライで24-5と引き離した。
その後奈良県には後半16分、17分と立て続けにイエローカードが提示され、フィールド上のプレイヤーは13人となったものの、後半22分には9番・徳重隼選手がギャップを突いて追加のトライ。
最後は後半33分、15番・上田悠真選手のトライで締め括った。
38-5。
奈良県が計5トライを奪って、2018年・福井しあわせ元気大会以来となる優勝を果たした。
SAGA CITY Presents ラグビーフットボール MOM(最優秀選手)賞は奈良県8番・本多守人選手が受賞した