ベスト8は熊谷対決に川越対決。高偏差値のモール対決に私学のランナー対決と好カード必至【3回戦を各校コメントでおさらい】|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選

熊谷工業(A3)106-0 進修館

この日は各種就職試験と重なり、主力に欠場が相次いだ熊谷工業。

ゲームキャプテンにバイスキャプテンとゲームメーカーが不在。

「どうなるかな、と思った」と正直な気持ちを明かしたのは、橋本大介監督。

しかし結果的に、100点ゲーム。リザーブメンバーを多く投入した後半のほうが得点できたことに「Bチームの選手も順調に成長してくれた」と喜んだ。

「やってきたことが、出せたこともだいぶ多かった。目指すべきは1つ。この1ヵ月を大事に、頑張ります」

草加 0-45 熊谷

この日、エースとして2トライ。

熊谷のバイスキャプテンを務めるは、FB山口成選手だ。

榊原洋太郎キャプテンも「冷静且つ力強く、プレーしていたんじゃないかな」と讃えた。

準々決勝の相手は、熊谷工業。

勝手知ったる相手、という言葉すら物足りないほど、毎週合同練習を重ねていた相手。

「1年生の頃から毎週火曜日、木曜日に合同練習をしていました」(山口バイスキャプテン)

相手の名前も、チームの特徴も、知り尽くしている。

「いつも練習している相手だからこそ、自分がやらないといけない。バックスは下級生がほとんどになるので、自分がもっと冷静にならないと勝てない、と横田先生に言われています。後輩たちに伝えられるものを伝え続けたいし、チームを勝たせられるフルバックにならないといけない。1ヵ月、がんばります」

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深谷 22-29 川越

埼玉ラグビー界に激震。深谷、30年ぶりにベスト8を逃す。川越は悲願の熊谷Aグラウンドへ「深谷高校の分まで頑張りたい」|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会埼玉県予選 3回戦

西武台 17-57 川越東(A2)

先発15人のうち、13人が3年生となったこの日のゲーム。

毎年恒例となった『3年生ゲーム』で、勝ち切った。

「これが最後の引退試合になる3年生も、中にはいるかもしれません。ディフェンスのまわりが遅かったり、アタックのセットが遅かったりという課題がありました。これから1ヵ月、どれだけ払拭できるかが3年生としても、チーム全体としても、課題です」

水島晟仁・共同キャプテンは、現状を見据えた。

昨年、花園で悲願の初勝利を勝ち取ったチームの特徴『ハードワーク』をもう一度取り戻し、勝負の熊谷ラグビー場Aグラウンドへと向かう。

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