報徳学園、仙台育英に勝利し2回戦へ。夏同点の目黒学院戦に向け「ディフェンスで圧倒し外でトライを取り切る」|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会

仙台育英

風下に立った後半、怒涛の攻撃を受ければ自陣に張り付いた。

しかし幾度トライを取られても、諦めない選手たちの声は飛ぶ。

「落ち込んだらもったいないよ、プライド見せよう」

「これで帰んないぞ、プライド見せるぞ」

『プライド』と何度も発せられた。

10番・佐々木遼河選手は『プライド』の意味を説明する。

「僕たち15人は、試合に出られない選手たちの分まで育英を代表して戦っています。責任と自覚をもってプレーしよう、と『プライド』という声掛けをしていました」

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仙台育英のダイナミックラグビーに憧れ、岩手県から進学した佐々木選手。

「ダイナミックアタックとストロングディフェンスを合言葉に掲げています。前半はしっかりディフェンスもできましたし、敵陣で長い間攻撃することができた。だから来年は、前半だけでなく60分間遂行できるように、後輩たちには頑張ってほしいと思います」

仙台育英の『プライド』を引き継いだ。

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