京都工学院がBシード・中部大春日丘に勝利「応援してくださる方が全国にたくさんいる」|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会

試合概要

第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 2回戦

【対戦カード】
中部大春日丘高等学校 7-15 京都市立京都工学院高等学校

【日時】
2024年12月30日(月)10:45キックオフ

【場所】
花園ラグビー場 第3グラウンド

試合結果

中部大春日丘:オレンジジャージー、京都工学院:赤黒ジャージー

観客数1万人を数えた、注目の一戦。

互いにスコアレスで前半を折り返すと、試合が動いたのは後半5分だった。

まずは京都工学院が10mラインの中央から、ペナルティゴールを選択する。

沈めたのは10番・杉山祐太朗選手。3点を先制した。

対する中部大春日丘は直後、ラインアウトモールを組むと崩れたところ、8番・坂口湊眞選手が押し込む。

15番・加藤秀悟選手のコンバージョンゴールも成功し、7点を追加。

7-3と逆転に成功した。

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大応援を背にする京都工学院も、モール勝負では負けてはいない。

次のペナルティではPGではなくタッチキックを選択。そこからラインアウトモールを組めば、後半13分、押し込んだ。

22分にもモールから2番・川口士央選手がしっかりとグラウンディング。

ワンチャンスをものにし、ワントライワンゴールでは追いつかれない点差をつけた。

Bシード校としての意地をみせたい中部大春日丘は最後まで攻めたものの、しかし仕留め切れず。

ファイナルスコアは7-15。

京都工学院が中部大春日丘を倒し、接戦を制した。

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京都工学院の広川陽翔キャプテンは「応援してくださる方が全国にたくさんいるので、恩返しできるように次もしっかりと頑張ります」と誓い、3回戦・國學院栃木戦へと歩を進める。

一方、なんどもモールで攻めた中部大春日丘。用意してきたアタックの形にチャレンジしたが、パイルアップを取られ押し込めず。

「理解できていても、練習でできていたとしても、試合のグラウンドでできなかったら勝てない」と話した1番・川島大虎キャプテン。

涙に暮れた。

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