國學院栃木、辛抱合戦を制し3年ぶりのベスト8入り。京都工学院は次なる一歩へ「みんながヒーローなチームだった」|第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会

京都工学院 コメント

大島淳史監督

1年生選手が頑張ってくれた。体の小さい選手2人が、体を張ってひたむきにプレーをすることが、可能性を見せると伝えていた。その中で強みとしてやってくれていた。

ーーシード校を破って年を越したことが、次につながると思う

決して満足をしていないが、キャプテンを中心に3年生がスタートラインに連れて来てくれたと思っている。経験した1・2年生が全国優勝、次のエナジーに向けて頑張ってくれると思う。

ーー今回の花園で何を残せたか

3年生は入部時強くなかった。2年生では(東海大大阪)仰星に負けている。今日は負けてしまったが、ひたむきに頑張ってくれたので、ここまで連れて来てくれたのだと思う。

日々の取り組みがこのチームに残してくれた財産。これを1・2年生は引き継いで、次の工学院の歴史を繋いで欲しい。

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広川陽翔キャプテン

ーー相手の防御が早かったように見えた

自分の気持ちが高まりすぎてしまった。最後までうまく体を使うことができなかった。

ーーラスト1プレーでトライを狙っていたが

時間はなかったが、仲間からラスト決めようと声があったので、最後意地を見せて裏へ蹴った。少しでも点差が縮まればと思った。

ーー下級生の時には、ここまで来られると思っていたか

みんなが仲間想いで大好きなチーム。このチームで上を目指したいとみんなで思っていた。歴史が古い高校ではあるが、京都工学院として新たな歴史を作ろうと頑張ってきた。みんながヒーローなチーム。

ーースタンドの応援は聞こえてきたか

メインスタンドには山口先生、両親、小学校からの友人、応援してくださる方々がいた。恩返しをしようとこの試合に挑んだが、勝つことができず悔しい。

ーーシード校を倒してここまで来られたことをキャプテンとしてどう思うか

ここまで来られたことは誇りに思うが、自分たちはまだまだ上を目指している。工学院の歴史はこれからだと思うので、後輩たちが花園優勝を達成してくれると思う。下級生たちにこの悔しい思いを伝えてキャプテンとしての仕事を終えたい。

ーー花園はどのような舞台だったか

思っている以上に憧れの舞台だった。この場所で勝ちたかった。

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