イングランド遠征中の第50期高校日本代表は3月16日(日)、サラセンズ アカデミーと対戦し、12-38で敗戦した。

現地時間14時 (日本時間23時)にキックオフを迎えた、イングランド遠征2戦目。
前半を0-12のビハインドで前半を折り返すと、後半もサラセンズ アカデミーに2トライを先行される。
反撃は後半15分。
22m付近から高校日本代表が連続攻撃を仕掛けると、最後は18番・平山風希選手(大分東明高校)がトライ。10番・丹羽雄丸選手のコンバージョンゴールも成功し、7点を返した。

後半26分にも敵陣5mでのラインアウトチャンスを得た所から、モールを押し込みHO齋藤丈太郎選手(國學院栃木高校)がトライを決めスコアを12点に伸ばした高校日本代表だったが、しかしラストトライをサラセンズ アカデミーに許しノーサイド。
12-38で、今遠征初の黒星を喫した。

これでイングランド遠征の通算成績は1勝1敗。
最終戦は3月22日(土)14:00(現地時間)。最大のターゲットゲームである、U19イングランド代表戦へと挑む。

桑原立監督 コメント
アタックではスコアを動かすことができなかったが、狙った現象を起こすことができました。ディフェンスも仕上がりつつあるが、接点を譲り走られる場面を無くさなければならないです。
攻守でJAPANは個の戦いは避けなければならないので、4日後のU19イングランド代表戦に向けて修正します。

申驥世キャプテン コメント
サラセンズ アカデミーの力強いコンタクトとアタックに対して細かなスキルが疎かになり、チャンスを生かせず流れを掴まれてしまいました。
望んだ結果ではなかったですが、次戦までにしっかりと修正し、U19イングランド代表を倒すためのいい準備をしていきたいです。
