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4月8日(火)にはオンライン会見が行われ、エディー・ジョーンズHCをはじめ清水健伸キャプテン、白井瑛人選手が報道陣からの取材に対応した。
エディー・ジョーンズHC
自分自身、このチームは日本代表のようにプレーしたいという話をしてきました。この試合中もジャパンのスタイルをすごく貫けたと思いますし、選手たちのプレースタイルにすごく合っているラグビーができたと感じています。
前半は特にジャパンのスタイル、そして60分までは43-7という形で自分たちのスタイルを貫くことができました。選手たちからは素晴らしいエフォートを出してもらえたと感じました。今回試合した選手たちのほとんどは、プロを相手に戦った初めての試合。すごく素晴らしい経験を積むことができましたし、日本代表の歴史上、高校生レベル以上のシニアレベルで、オーストラリアの地で初めて勝利する歴史的な快挙も遂げることができました。
2027年に向けて良いスタートが切れたのではないかと感じています。今いる(U23日本代表の)スコッドの中から2・3人は、2027年のラグビーワールドカップでプレーする流れを作っていきたいなと思っています。
2番・清水健伸キャプテン
2ヶ月やってきた『ゴールドエフォート』、常にエフォートを出し続けることを意識してプレーしました。
常に「ゴールドを意識しろ」と言われているので、ボールキルやボールキャリー、タックルでも全部の場面で『ゴールドエフォート』を意識しているから、みんな自然と上手くいったのかなと感じます。
試合の入りも「ファーストアタックをアグレッシブに、最初からアタックしていこう」というアグレッシブな意識がありました。僕がキャプテンとして特別何かを話したわけではなく、攻撃はアタックリーダーに任せていました。
ブレイクダウンでも低さとスピードで負けず勝負できた、貫けた感触があります。
11番・白井瑛人選手
練習の成果が前半は出たと思います。フィットネスの部分と仕掛ける意識、特に『超速』という名前がついているラグビーなので、そこに対する意識がすごく良かった、体現できた試合かなと思います。
『超速ラグビー』はキツい、の一言です。たくさん走らなければいけないですし、疲れた中でも遂行力が求められます。試合が始まって最初の方は遂行力高くできますが、疲れてきた時の遂行力はこの先の課題だと感じています。
試合終了間際のディフェンスについては、ディフェンスの回りが遅かったので、自分は逆サイドから動きました。ディフェンスの枚数が足りなかったので、左サイドから右サイドに走ってラインに入りました。
とにかく動くこと、常にアンテナを張り続けて自分の仕事を探すことは、試合中疲れていても絶対やるように自分は決めています。
常に自分の仕事を探すことが、ゴールドエフォートにも繋がります。ふだんの練習から意識しています。
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