オーストラリア遠征中のU23日本代表は4月11日(金)、U20オーストラリア代表と対戦し、26-54で敗戦した。
試合内容
前半5分:0-7
先制トライはオーストラリア。
前半5分、キックカウンターからオーストラリアの左ウイングにビッグゲインを許す。
自陣5m内でのディフェンスが続いた日本。フェーズを重ねられ、左端でのトライを許した。
前半8分:7-7
対する日本のファーストトライは、前半8分。
リスタートキックオフから敵陣でプレーし、素早い球出しでテンポを出す。
ノットロールアウェーのペナルティを獲得すると、敵陣5mでのマイボールラインアウトに。
モールを組めば、一押しでグラウンディングまで持ち込んだ。
HO清水健伸キャプテン(早稲田大学3年)の手で5点が追加されると、12番・平翔太選手(明治大学4年)のコンバージョンゴールも成功し、7-7。
前半23分:14-7
またしても日本のチャンスは、ブレイクダウンでのノットロールアウェーから。
1トライ目同様、敵陣5mでのラインアウトからモールを形成し、HO清水キャプテンがトライ。
12番・平選手のコンバージョンゴールも成功し、14-7。
前半27分:14-14
日本のオフフィートから自陣深くでのラインアウトを許せば、オーストラリアはモールを組む。
モールディフェンスは効果的に働くも、オープンサイドに展開された所でオーストラリアのフルバックが右隅に技ありトライ。
コンバージョンゴールも決まり14-14。
前半40分:19-14
前半終了間際、自陣深くまで攻め込まれるも、守りきる。ロングタッチから敵陣深くに入り込み、またもやラインアウトモールから2番・清水キャプテンがトライ。
コンバージョンゴールは外れ、19-14と日本が5点のリードで前半を折り返した。
後半2分からの5連続被トライ:19-47
前半はアグレッシブなアタックをみせた日本だったが、疲れがみえた後半はオーストラリアの個とタックルの精度に苦しむ。球際でのミスも続いた。
後半2分にセットピースからトライを許すと、9分、14分、19分と立て続けに被トライ。
裏への短いキックパスもチャージされそのままトライを決められれば、あっという間に点差は開いた。
19-47。
後半28分:26-47
攻撃してもミスが続き、ボールをこぼす場面が目立った日本だったが、ようやく流れの中でトライを奪ったのは後半も30分近くになった頃。
11番・白井瑛人選手(明治大学2年)、15番・竹之下仁吾選手(明治大学3年)、SH村田大和選手(京都産業大学3年)らが左サイドでボールを繋ぎながらゴール前でのFW戦へ持ち込むと、いくつかフェーズを重ねた後4番・磯部俊太朗選手(筑波大学3年)が押し込む。
CTB平選手のコンバージョンゴールも成功し、26-47
試合終了間際:26-54
試合終了間際に得点を重ねたのはオーストラリア。
この日8トライ目となるトライを奪えば、試合終了。
最終スコアは26-54。
U23日本代表は今オーストラリア遠征初の黒星を喫した。