カップトーナメント準々決勝
大分東明 35-19 早稲田佐賀
大分東明のノーホイッスルトライで幕を開けると、いきなりの4連続トライ。
早稲田佐賀をノースコアに抑え、0-28で前半を折り返した。
後半も勝負強さを発揮するは大分東明。先制のトライを奪った。
一矢報いたい早稲田佐賀は、後半終盤に3連続トライ。追い上げを見せたが、しかし反撃叶わず。
35-19で大分東明が2年連続トップ4に名を連ねた。
京都工学院 12-28 東福岡
東福岡のキックオフで試合が始まると、先に勢いを得たのは東福岡。
左右にボールを動かしながらコースを伺うと、最後は2年生の徳本雄士選手がトライ。
その後もディフェンスで粘ってボールを奪い返し、岩切虎二朗選手(1年生)の2トライ目に結び付けると、前半最後には平尾龍太セブンズチームキャプテンがインターセプトから仕留め、21-0。
3学年すべての選手がトライゲッターとなった東福岡がリードし、前半を折り返した。
後半はしかし、東福岡のペナルティから始まる。
京都工学院が敵陣深くでのラインアウトの機会を得ると、しっかりとボールを確保しアタックへと転じた。
だがファーストラックにプレッシャーをかけた東福岡。見事なカウンターラックでボールを奪い返し、そのままショートサイドを走り抜ければ、平尾キャプテンがトライ。後半2分、28点のリードを得た。
その後はタイムマネジメントをしながら試合を進めた東福岡。
京都工学院が2トライを連取したが、しかしセーフティリードを守り切ればノーサイド。
東福岡が3年ぶりとなる4強入りを果たした。
國學院栃木 40-5 天理
繋ぐセブンズラグビーを徹底する國學院栃木。
対するは、フィジカルで勝負に出る天理。
制したのは、國學院栃木だった。
手塚慈英選手の2トライなどで勢いに乗った國學院栃木が、ディフェンス局面でも自陣で守り切る。
6トライを奪い、守っては1トライに抑え、気付けば40-5。
國學院栃木が3年ぶりに準決勝へと勝ち進んだ。
桐蔭学園 38-12 仙台育英
3年連続の4強入りを目指す桐蔭学園。
対するは、初の準決勝進出を狙う仙台育英。
先制したのは仙台育英だった。前半2分、八幡玲翔選手が左サイドでボールをグラウンディングすると、まずはスコアボードを5に動かした。
負けられない桐蔭学園は、前半4分。曽我大和選手のトライで同点に追いつくと、竹山史人選手、曽我選手のトライで一気に引き離す。
19-5と桐蔭学園の14点リードで前半を折り返せば、後半もいきなりの3連続トライ。
試合終了間際には仙台育英が1トライを返したが、万事休す。
桐蔭学園が仙台育英を38-12で退け、今年も4強に食い込んだ。
