筑波が東洋に61-26で勝利|菅平合宿2025

全国から大学ラグビー部が集う、夏の菅平高原。

8月18日(月)には、筑波大学が東洋大学と対戦。筑波大学が9トライ、東洋大学が4トライを奪い、61-26で筑波大学が勝利を収めた。

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試合は筑波ボールのキックオフで開始。

序盤、東洋が左サイドを突破して敵陣22メートル付近まで迫ったが、オフロードパスが相手に渡り好機を逃す。

そのボールを筑波陣はすぐさまスタンドオフ楢本幹志朗選手へ届けると、逆サイドへキックパス。大外でFL中森真翔選手がキャッチし、タッチライン際を駆け上がれば、最後はサポートに走り込んだ楢本選手にボールを戻しトライ。

前半10分、筑波が7-0と先制した。

その後も筑波はラインアウトからのトライや、9番・高橋佑太朗キャプテンのクイックスタートによるトライなど、多彩な攻撃で得点を重ねる。

ブレイクダウンでの強さやスクラムでの圧力も発揮し、前半だけで6トライを挙げ、42-0と大きくリードして折り返した。

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一方の東洋は、オフロードパスが繋がらず、ブレイクダウンでのターンオーバーやエリアの支配で苦しんだ。

これが春季大会以来、約2カ月ぶりの実戦。フルコンタクト練習もほとんど行っていなかったという影響が見られる。

それでも後半は副将・森山海宇オスティン選手のトライを皮切りに反撃。キックカウンターやクイックスローからの速攻で計4トライを返し、後半だけのスコアでは19-26と筑波を上回った。

しかし、合計スコアは61-26と筑波が快勝。

後半はメンバーを半数以上入れ替え、さらにウイングで先発出場していた1年生・深田衣咲選手を初めてAチームのスクラムハーフに起用するなど、チャレンジングな布陣で臨みながら収めた勝利だった。

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